“老人ホーム女帝”のドケチと強欲 元側近が告発「年収3億」「鞄はヴィトン、靴はフェラガモ」

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

 家賃400万円のマンション、豪華なディナーに酒、ファーストクラスでゴルフ旅行……。売却した老人ホーム運営会社で不正な会計処理を続け、高額報酬を得ていた創業者女性が買収先から提訴された。彼女の元側近たちが“女帝”の会社私物化と豪遊ぶりを告発する。

◆ ◆ ◆

「彼女はお金が一番だと思っている。入居者やお客様ファーストではないのです。

 ただただがめつく、自分の懐に入るものにはゆるいけれど、出ていくものには難色を示すばかりで“経営感覚”がまったくない」

 そう怒りの声をあげるのは、経営破綻した「未来設計」の元職員。“彼女”とは同社の創業者・伊藤英子氏(70)のことである。

高級ブランド品で身を固める伊藤英子氏(70)

 1月22日、有料老人ホーム「未来倶楽部」、「未来邸」など首都圏で37施設を運営し、約2000人の入居者を抱える未来設計が、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約54億円、介護施設では過去最大規模となる。

 昨年7月、この未来設計の持ち株会社を同業の「創生事業団」が49億円で買収。その後、経営実態を調べたところ、長年にわたり赤字経営を黒字に見せかけていたことが発覚した。

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source : 週刊文春 2019年2月7日号

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