週刊文春 電子版

「食事の匂い」に敏感な人はボケない 米国の権威「嗅覚は脳の健康マーカー」

「週刊文春」編集部
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ポマードの匂いを嗅いだとたん、青春の切ない思い出が脳裏に蘇ってきたという80代の男性。実は、嗅覚と脳は直結しており、日常からにおいを意識すれば、脳を活性化させることができるという。まずは3度の食事から、においを意識する生活を始めてみませんか。

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「ポマードのにおいを嗅いだとたん、青春時代の切ない思い出や懐かしい感情が、頭の中で次から次へとプレイバックしてきました。当時どんな髪型が流行っていたとか、付き合っていた彼女とデートでどこへ出かけたとか……」

 こう語るのは、2012年に北名古屋市で開催された、「懐かしいにおいを使った回想法」に参加した80代の男性だ。

 回想法とは、認知症予防に効果的と考えられている心理療法だ。

 ふと何かのにおいを嗅いだ瞬間、昔の記憶が鮮明に蘇ってきた、という経験は誰にでもあるだろう。実は、嗅覚と記憶は極めて密接な関係にある。

 回想法の専門家である日本福祉大学看護学部の梅本充子教授はこう語る。

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source : 週刊文春 2018年5月24日号

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