週刊文春 電子版

小室圭さん「コイン詐欺」と「宮内庁職員なりすまし」写真

「週刊文春」編集部
ニュース 経済 マネー

〈小室さんが宮内庁職員になりすまし、眞子さまの欧州旅行に同行していた疑惑があります。ネットで証拠写真も出回っています〉

 小室圭さん(27)が1月下旬に借金問題説明文書を発表して10日程経った頃からだった。小誌編集部に、このような旨の情報提供メールが続々と届きだした。

◆ ◆ ◆

 問題の写真はTwitterに投稿されたもの。そこに写るのは笑顔を浮かべ、ピースサインを決める小室さんだ。濃紺のスーツ姿で胸元には円形のバッジが光り、首から青い紐でIDカードのようなものをぶら下げている。投稿者は〈the prince has come back to Japan(王子様が日本に帰ってきた)〉とツイートしている。

疑惑を呼んだ写真

「投稿日は2013年6月29日。眞子さまと小室さんは、この頃既に交際中でした。ちょうど眞子さまが英国エディンバラ大学の留学を終え、約1カ月の欧州旅行を経て日本に帰国されようとしていた時期と重なります。写真の場所が羽田空港に似ていたため、ネットでは『眞子さまとの欧州旅行から、小室さんが一足先に帰国した時に撮影した』と囁かれています。しかも、胸のバッジが宮内庁職員のものに似ており、『職員になりすまして、宮内庁の金で旅行をした』と、炎上騒ぎになっているのです」(皇室ジャーナリスト)

 実際、ネットには〈大問題〉〈テレビが報じてくれない〉といったコメントが溢れている。果たして“疑惑”は本当なのか、ファクトチェックしてみよう。

写真投稿日に何があったのか

 最初のヒントは「13年6月29日」という投稿日だ。小室さんの経歴を振り返ると、12年秋から13年初夏にかけて約9カ月間、米国UCLAに留学している。しかも写真を拡大すると、小室さんのネクタイには「UCLA」の文字が施されているのが分かる。

 となると〈come back to Japan〉というツイートは、「UCLA留学からの帰国」を指していると考えるのが自然だ。また当時の小室さんは、「眞子さまとの交際を誰にも言っていなかった」(友人)。〈the prince〉の呼称も、10年に選ばれた「湘南江の島・海の王子」のことに過ぎないようだ。

 では、この写真はどんなシチュエーションで撮影されたのか。ネット上では羽田空港と半ば決めつけられていたが、背後に写る施設の扉や床の模様などを手掛かりに調べてみると、お台場にある東京国際展示場、通称「東京ビッグサイト」と酷似している。現地に行ってみると、果たして「西2ホール」に、写真と寸分たがわぬ場所があった。

 さらに調べると、東京ビッグサイトでは、写真投稿日の13年6月29日に「東京サマーキャリアフォーラム2013」という就活セミナーが開かれていた。

「『ディスコ』という就職情報サービスの会社が主催していて、主にバイリンガルや留学経験者を対象としたセミナーです。参加者は首から青い紐の名札をぶら下げます。海外企業も含む約240社が説明会を行っていました」(参加者)

 つまり問題の写真は、留学帰りをアピールするUCLAグッズを身に着けて、就活セミナーに参加した小室さんを捉えたものの可能性が極めて高いのだ。ICUの友人が明かす。

「実は圭ちゃんは、留学中にも現地で同じ『ディスコ』主催の『ボストンキャリアフォーラム』という就活セミナーに参加していました。そこで圭ちゃんは早々にある金融機関から内定を取っていた。昼休みに一緒にクラムチャウダーを食べながら、圭ちゃんが『俺、もう就活終わっちゃった』と話していたのを覚えています」

 胸のバッジはどうか。写真の画質が悪く模様ははっきりとは見えないが、円形で白色に光っている。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司氏が語る。

「宮内庁の職員記章はもっと小さくて、黒地に『宮』という文字が入っています。このバッジは明らかに違う。

 小室さんが宮内庁の公務として同行するなら、宮内庁は辞令を発し、旅行費用は『宮廷費』か『宮内庁費』といった公金から支出します。当然、関係書類は公文書として残ります。当時はお付き合いをされていた時期でしょうが、小室さんに公務を与えて同行させるなんてことはあり得ません。

 内親王の留学費用は私的なお金『皇族費』から支出されますが、いくら私的とはいっても、小室さんの費用まで宮家が出すとは考えられません」

眞子さま

 宮内庁に問うと「(欧州旅行には)同行されておりません。宮内庁職員以外で当庁のバッジを着用することはありません」と回答した。

 さらに調べると、小室さんのバッジと酷似したUCLAの校章バッジが販売されていることも確認できた。

タイトルは「小室を再び偉大に」

 小室さんを巡るネット疑惑はもう一つある。“コムロコイン”という、仮想通貨での出資を募る怪しいサイトが立ち上がっているのだ。

 早速サイトを開くと〈MAKE KOMURO GREAT AGAIN(小室を再び偉大に)KOMURO COIN〉という、トランプ米大統領の台詞をもじったタイトルと共に、英語の説明書きが目に入る。概要を和訳すると、〈彼の夢を叶えるために基金で援助したいと考え、コムロコインを設立しました。(中略)プリンセスの父は娘が彼と結婚することを許してくれません。これは21世紀の日本版ロミオとジュリエットです〉。設立者には、〈フォーダム大学ロースクールの2019年同期の友人一同〉とある。

コムロコインのサイト

 ITジャーナリストの三上洋氏が語る。

「これは、ビットコインに次いで仮想通貨で2位の市場規模を持つイーサリアム(ETH)を使った独自コインです。システムの造りはしっかりしていて、実際に仮想通貨取引が行える。ETHでコムロコインを購入してもらい、支援に充てる格好です。ただ金額別の利用目的が書かれてあるのを読むと、首を傾げざるを得ません。小室さんの名前を騙っておきながら、小室さん本人にお金が渡らないのであれば、詐欺でしょう」

 確かに、例えば、〈$40000 母はボーイフレンドに4万ドルの借金がある〉〈$300000 フォーダム大の学費3年間分〉などの金額はほぼ正確だが、一方で、〈$800000 彼の母がアンティークブティックを開くために皇族から借りる予定だった〉〈$5million プリンセスにカルティエのジュエリー〉〈$30000 第一子のための愛育病院にかかる費用〉〈$400000 自民党に募金〉と明らかに法外な値付けの、ジョークのような項目も多い。

「1月中旬に立ち上げてからまったく取引がありません。10億コムロを1ETH(約1万6000円)で売り出していますが、誰も手を出さず開店休業状態です。本当にフォーダム大の学生が作ったのかも怪しいものです」(同前)

 Twitter上で〈Help Kei Komuro!〉とツイートし「コムロコイン」の宣伝をしているブロンド美女「Deloris May」のアカウントにも、疑惑の目が向けられている。ネットでは彼女を小室さんのフォーダム大学の同級生と推測する向きもあるが、小誌が入手した同級生名簿にその名は見つからず、本人に連絡をしても反応はない。またプロフィール欄の顔写真も、画像検索すると、海外の他サイトからコピペした可能性が濃厚だ。

 米国の小室さんは、ネットで自身にまつわる話題をチェックしているというが、代理人の上芝直史弁護士に尋ねると「コメントすることはありません」と語るのみだった。小室さんの悩みの種は尽きない。

source : 週刊文春 2019年2月28日号

文春リークス
閉じる