「彼は人目を気にしているのか、学内のカフェなどではあまり見かけません。授業が終わると、地下の通路を通って隣接する寮に直帰し、勉強に励んでいるようです」(フォーダム大の学生)
米フォーダム大学ロースクールに通って半年が過ぎた小室圭さん(27)。LLM(法学修士)コースは、あと2カ月余で修了となるが、それと同時に金銭的なピンチが訪れそうだという。
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「小室さんは現在、学年で一人だけがもらえるマーティン奨学金を受けています。羨ましいほど好条件のもので、年間約6万ドル(約660万円)の学費に加え、寮費、日米の往復航空券代、書籍代等々をすべてカバー。年間約1000万円が支給されています。ただ、これはLLMコース(5月で修了)に限定されたもので、その後彼が進むはずのJD(法務博士)コースには同種の奨学金はありません」(別のフォーダム大の学生)
調べてみると、JDコースで受けられる奨学金も複数用意されてはいる。
「中には学費を全額カバーする奨学金もありますが、その基準はかなり高い。『類稀なる成績とリーダーシップに基づいて審査する』と定められており、極めてハイスコアの成績であることに加え、ボランティアなども積極的に行っていることが必要です。マーティンをもらっていることですら“プリンセスのフィアンセだと自己推薦したからでは”と見られてきた小室さんには、相当高いハードルでしょう。他の能力ベースの奨学金は人によって支給額が変わりますが、年間5000ドル~4万ドル(55万~440万円)。こちらも成績優秀であることが必須で、さらに1学期間で最低10単位以上とることなど、細かく基準が設けられています」(同前)
いずれにしても、学費に加え、寮費や書籍代まですべてカバーされていた奨学金が、半減以下となる可能性が高いのだ。かといって小室さんには、アルバイトなどする余裕もない。「講義も大変だし課題もすごい。時間がどれだけあっても足りない。寝る暇もない」(代理人の上芝直史弁護士)という生活だ。となると頼れるのは「親の仕送り」だが、女手一つで育て上げた母・佳代さん(54)にも変化が起きていた。佳代さんが長年勤める洋菓子店の近所の商店主が明かす。
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source : 週刊文春 2019年3月14日号