「聞きました? 黒シャツ、会社辞めるってよ」
3月に入り、永田町関係者の間で駆け巡ったニュース。安倍晋三首相と最も親しい記者の一人で、黒いシャツがトレードマークの産経新聞の石橋文登政治部長(52)が突如、退社を決めたというのだ。一体なぜ?
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福岡県出身の石橋氏は京大農学部を卒業後、90年に産経新聞に入社。大阪社会部、政治部次長、九州総局長などを歴任した。
「安倍首相とは電話一本でやり取りする仲。押しが強く、首相も『忙しいのに石橋さんが講演とか営業をかけてくる』と閉口していたこともある。以前は麻生太郎副総理にも深く刺さっていました」(首相周辺)
反面、首相のライバルには、フェイスブックで〈平和ボケ、ここに極まれり〉(18年8月12日、石破茂氏について)〈馬鹿の上に勉強不足〉(18年6月10日、野田聖子氏について)と酷評。昨年の自民党総裁選でも「石破・岸田のダメな所を書け」と部下に指示していたという。社内外で存在感を放っていた石橋氏だが、
「2月中旬に募集が始まった希望退職に応募していたのです」(産経新聞幹部)
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source : 週刊文春 2019年4月4日号