秋篠宮家が第三子ご出産の計画をスタートされたのは昨秋だったという。そのとき、第二子・佳子さまのご誕生から11年もの月日が流れていたが、この間、お世継ぎをめぐって宮中のオクでは様々なドラマが起きていた。初めて明かされる雅子さまと紀子さまの真実。
※「週刊文春」創刊60周年企画「もう一度読みたい、あのスクープ記事60本」より、アンケート得票数の高かった記事を特別再録します。本記事は 2006年2月23日号より転載。記事中の年齢や日付、肩書き等は掲載時のものです。
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今回のご懐妊の一報を聞いたある皇室関係者は、紀子さまが昨年末の天皇誕生日に涙をお流しになった一件を思い浮かべたという。
その日、天皇ご一家は「お祝い御膳」を中座された雅子さまをお待ちになったまま、緊張した夜をお過ごしになっていた。
「あの日は夕方6時半からご一家と黒田夫妻がお揃いで、天皇陛下の72歳のお誕生日をお祝いするご予定でした。ところが愛子さまがむずかられて、雅子さまが一緒に東宮御所に戻られてしまった。すぐお戻りになる予定だったので、お箸もつけずに待たれていたのですが、東宮御所から何の連絡もないまま時間が過ぎていった。御所から連絡を入れても東宮職の返事が曖昧で、状況がよくわからなかったそうです。結局、雅子さまがご不在のまま御夕餐は始まりました。天皇陛下もさすがにご不快の様子で、せっかくのお祝いのお席も雰囲気がすっかり冷めてしまわれたといいます」(皇室関係者)
御夕餐を終えられた後、雅子さまのご到着をお待ちになっているところへ、ようやくお戻りになると連絡が入ったのだという。
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source : 週刊文春 2006年2月23日号