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ヤミ金借金1.2億円を東レ社長に取り立てた副大臣

「週刊文春」編集部
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〈当社元従業員が第三者との取引に関連して不正行為(有印私文書偽造、同行使罪等)を行なっていたことが発覚しました〉

 今年2月12日、東レは元社員に関して、警視庁中央署に告訴状を提出したと発表した。経団連の前会長の出身企業でもある名門の不祥事。その背景に、安倍内閣で環境副大臣を務める秋元司氏(47)の“重大疑惑”が浮かび上がってきた。

◆◆◆

 舞台となったのは東レの水処理システム事業部。元社員は営業部長として水処理装置を海外販売する事業に関わっていたという。

「トラブルの発端は2016年、バングラデシュで受注した総額約15億円の水処理装置の販売事業が、テロ事件による治安の悪化などで頓挫したことでした。すでに水処理装置の製造が進んでおり、決算上の問題で大量の在庫をどう処理するかが喫緊の課題となった。元営業部長は、その解決を図る過程で不正取引に手を染めたとされています。東レ側は元営業部長の“独断”と主張するものの、水処理事業は日覺昭廣社長が統括してきた経緯があり、一連の不正行為が組織ぐるみだったのかどうかが焦点となります」(社会部記者)

東レの日覺社長

 問題の取引は、“在庫”を東レと取引のある代理店3社が一旦抱え、その後、都内のコンサル会社「O」が引き取るというスキームで行われた。

 O社の関係者が語る。

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source : 週刊文春 2019年4月25日号

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