石破茂氏(67)が激戦を制した自民党総裁選。その石破氏がテレビ番組で「新政権なのだから、なるべく早期に信を問うのも当然だ」として示唆してきたのが、早期の衆院解散だ。

 

 野党第一党である立憲民主党も新代表に野田佳彦氏(67)が選出され、「石破vs.野田」という選挙の構図が明らかになった。では、いま衆院解散があれば、どのような結果になるのか。「週刊文春」は政治広報システム研究所代表の久保田正志氏と、全289選挙区の当落を完全予測した。(記事の最後に9月27日時点の「全選挙区当落予測リスト」を付録として公開中)

自民36議席減で単独過半数割れ

 まずは、党派別獲得議席予測について。自民党は小選挙区と比例あわせて現有より36議席減。小選挙区だけで見れば40議席減という予測になった。久保田氏が解説する。

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source : 週刊文春 電子版オリジナル