いよいよ始まった「令和」の時代。だが、皇位継承資格者はわずか3人で、「安定的継承」という重い課題が突きつけられている。解決策に繋がる一つが「女性宮家創設」。その時「圭殿下」となるかもしれない小室さんの母・佳代さんを巡り、貴重な新証言が得られた――。
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澄み渡る青空のもと、さざ波のように拍手が起こった――。5月4日、「令和」最初の一般参賀で、天皇皇后が宮殿・長和殿のベランダに立たれたときのことだ。
初夏の陽気となったこの日、皇居には平成の御代替わりよりも3万人多い、14万人超が詰め掛けた。新皇后の雅子さま(55)は、鮮やかな黄色にわずかに緑色が混ざった鶸(ひわ)色のドレス姿。新天皇(59)のおことばが会場に響き始めると、集まった人々はその一言一句にじっと耳を傾けた。
男性皇族は3名のみ
新たな時代の幕開けが印象付けられたが、一方でこの一般参賀は、令和皇室が抱える深刻な問題を如実に表すものでもあった。
一般参賀のお出ましは全6回。このうち、前半3回には天皇皇后や秋篠宮ご一家のほか、成年皇族の方々もお出ましになった。しかし、ベランダに並ばれた13名の皇族のうち、天皇以外の男性は、皇嗣となられた秋篠宮(53)と、上皇の弟宮である常陸宮(83)のみ。未成年のため参加されなかった秋篠宮家の悠仁さま(12)を含めても、男性皇族はたった3名しかおられないのだ。
「今回の御代替わりで世代交代が進んだことで、皇族の減少や皇位の安定的継承といった問題がクローズアップされることになりました。皇族の減少に歯止めをかける方策の一つは、女性宮家の創設。従来は結婚により皇室を離れていた女性皇族の方々に、結婚後も皇室に留まっていただくことでしょう」(皇室担当記者)
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source : 週刊文春 2019年5月16日号