美容法に専門医は「“真皮層に届く”は間違い」、化粧品の宣伝に東京都は「指導対象になり得る」。MEGUMIに聞くと……。
美容の世界で最もホットな人物と言えば、女優・タレントのMEGUMI(43)だろう。自身が試してきた1000種類以上もの美容法から厳選して紹介する『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)は、昨年4月の発売から僅か1年で50万部を突破。今年発売の2冊目『心に効く美容』(講談社)も、すでに20万部を超えている。
最近では、スキンケアブランド「Aurelie.」のプロデューサーや「バンタン渋谷美容学院大学部」の名誉学院長に就任。彼女の紹介した商品が品切れになる“MEGUMI買い”現象も起き、『キレイはこれで〜』で激押ししたシートマスクは、前年比で5倍近く売れたという。「美容のカリスマ」として、多くの女性たちのお手本になっているのだが――。
◇
美容に詳しい女性誌のライターが声を潜める。
「MEGUMIさんが、美容を手軽に楽しめるような情報発信に努めているのは事実です。彼女自身が実際に“キレイ”なので、説得力があるように受け止められやすい。ただ、その美容法は『エビデンスのない理論が混じっている』との声も各所で上がっているのです」
そこで、小誌は今回、MEGUMIの美容法について皮膚科医や形成外科医ら専門医への取材を試みた。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2024年11月7日号