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「キラキラしたPさま見てカッコよ~!と思っていました」…バク転もできない歌も歌えないイモっぽかった手越祐也(35)の“デビュー秘話”

手越祐也インタビュー#1

2023/03/28

genre : エンタメ, 芸能

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――手越さんは、特にジャニーさんのどんなところが好きでしたか?

手越 ジャニーさんは、新しくチャレンジすることを止めないです。「YOU! やっちゃいなよ!」って、その通りじゃないですか。ジャニーさんに、「これやりたいんだよね」とか「こんなチャレンジしたいんだよね」って相談に行くと、絶対に否定はしないです。「うん、やりなよ!」って。

©杉山拓也/文藝春秋

――ジャニーさんは、当時15歳だった手越さんに対して、なぜオーディションで見出してくれたと思いますか?

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手越 どうなんですかねぇ。僕は、他の参加者みたいにダンスも踊れなかったし、バック転するとか、歌を歌うとか、一発芸のようなことをしてる人もいたんですけど。僕は、オーディションで何もやらなかったんです。でも、なんだろう…、たぶん彼が見ているのはスター性だと思うので。5年後10年後に、スターになる子をたぶん見ていたのか。

――手越さんに対しても、なにか見えたんでしょうね。

手越 わからないですけど。ただ、中3でジャニーズに入ったときに、僕は全く踊れないのが、もう悔しくて。レッスンとかリハーサルの休憩時間も、ずっと鏡の前でダンスの練習をしてましたね。

「洗練されてキラキラしたPさまや亮くんを見てカッコよ~!」と思っていました(笑)

――手越さんは2003年、今から20年前にNEWSのメンバーとしてデビューされましたが、デビューするまでバックダンサーなどの経験はありましたか?

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