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「昔とはまるで別人。本当にご立派に…」愛子さま(22)“内気なプリンセス”は高3で変身した

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「国民は新しい天皇皇后の誕生を歓迎しました。即位を祝して5月4日に皇居で行われた一般参賀では、平成へのお代替わりの時を約3万人上回る、14万人超の国民が詰めかけた。早朝から人々が列をなしたため、皇居開門の予定時刻を急きょ20分早めたほど。こうした祝福ムードが、揺らいでいた雅子さまの自信を確固たるものにしたのです。雅子さまに常に寄り添ってこられた愛子さまにも、雅子さまの“好転”が良い影響をもたらしたはずです」(同前)

「昔とはまるで別人。本当にご立派になられて……」

 私生活でも積極的になられ、国民に対しても爽やかな笑顔を振りまかれるようになった愛子さま。皇族としてのご自覚も、この頃には確かに根付いていたように見受けられる。

 22年3月に行われた成年会見では、約30分間、手元に用意した原稿にほとんど目を落とされることなく、ご自身の思いを瑞々しく語られた。会見を見た前出の学習院関係者は、こう感嘆した。

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「昔とはまるで別人。本当にご立派になられて……」

 学習院大学では日本語日本文学科に進まれたが、日本古来の伝統芸能についても学びを深めてこられた。愛子さまが履修された授業で講師を務めた、学習院大学非常勤講師の三田徳明さん(55)が語る。

「コロナ禍以降はオンライン授業だったので、愛子さまもオンラインで受講されたのだと思います。ご家族でご覧になったのかもしれませんね。私の担当した回では、雅楽の歴史や演奏の種類についての解説の他、実演動画も紹介しました。また、『君が代』の作曲者が代々雅楽を演奏してきた家の出身のため、メロディが雅楽に近いということもお話ししました」

愛子さまは「早く結婚して皇室を出たい」とは…

 授業の受講がきっかけで、愛子さまは22年以降、三度にわたり皇居の宮内庁楽部で開かれた雅楽演奏会を鑑賞されている。つねに自然体でご関心の幅を広げられている様子が伝わってくるようだ。

 春からは新社会人となられ、日赤でのご活動に加えて成年皇族としての公務も増える見通しの愛子さま。前出の天皇家に近い人物はこう語る。

「愛子さまは『早く結婚して皇室を出たい』とは考えておらず、むしろいまでも雅子さまと離れがたいと感じておられます。一方で、雅子さまの影響で“個人の考え方を大切にする”というお気持ちも強い。新しい時代の皇族像を作っていかれるはずです」

 激しい雨風にも耐え、プリンセスは見事に花を開かれた――。

「昔とはまるで別人。本当にご立派に…」愛子さま(22)“内気なプリンセス”は高3で変身した

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