「『側面からならいいよ』という感じでアレしたんだけど」

 破産手続き開始から3日後の10月27日、原田氏の携帯を鳴らした。

――なぜ原田さんが船井電機の会長に?

「いや、たまたましばらく前に、『経営が厳しいから手助けしてくれ』と言われ、『側面からならいいよ』という感じでアレしたんだけど」

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船井電機の看板 ©時事通信社

――こんな経営状態とは知らなかった?

「あまり知ってはいなかったけど、かなりキツいから相談に来たみたいなところもあるから。いずれにしても、少し詳しくアレしてやることがあったら、と思っていますが」

週刊文春 電子版」では、原田氏とのより詳しい一問一答のほか、原田氏の人物像や旧統一教会との親密ぶり、創業者・船井哲良(てつろう)氏の巨額資産や高級マンション、迷走の元凶となった脱毛サロンの買収問題など、船井電機破産の深層レポートを掲載している。

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