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“100年に一人の逸材”棚橋弘至に100の質問 #3  ついに語った「理想の引退」

「オムライスの作りかた」から「最近買った靴の値段」まで、すべてに答えた!

「100年に一人の逸材」。新日本プロレスのトップ選手にして、空前のプロレスブームを牽引するスター・棚橋弘至選手に、文春オンライン執筆陣と編集部から「100の質問」をぶつけるインタビューを敢行!

 IWGPインターコンチネンタル選手権で約3年2カ月ぶりに同王座への返り咲きを果たした直後、6月の雨がそぼ降る中、インタビューに応じてくれた。

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12回目の防衛戦でオカダと対戦する日、喫茶店でカレーとオムライスで迷った

――ではお好きなアクション映画はありますか? アクションスターで好きな人はいますか? (桜庭一樹さん)

棚橋 『アイアンマン』ですね。アクションスターはジャッキー・チェンです。

――プロレス以外の日本のエンターテインメントで好きなジャンルはなんですか? (松尾諭さん)

棚橋 映画です。

――ごはんのこともいろいろ聞かせてください。これを食べれば勝てるという「棚橋メシ」はありますか? (桜庭一樹さん)

棚橋 勝負メシはカレーです。なんでカレーが勝負メシなのかというと、高校のとき、大橋くんという球も速い、コントロールもいい、信頼も厚い、しかも顔もいいエースがいたんです。で、僕は二番手のピッチャーで追いつけなかったんですけど、3年生のときのマラソン大会で、最後の500メートルで大橋くんを抜かして勝てたんです。この、大橋くんに唯一勝てた日の朝ごはんがカレーだったんです。それ以来、棚橋の勝負メシはカレーに決まった。

 IWGPで11回連続防衛してたときも、試合の日の朝は必ずカレーだったんです。ところが、12回目の防衛戦でオカダと対戦する日、喫茶店でカレーとオムライスで迷って、なぜかオムライスを頼んじゃったんですよね。たまにはいいかなと思って。これで防衛が途切れたんです(笑)。

――とんかつ研究家のかつとんたろうさんから、とんかつ関連の質問がありまして、まず、レスラーにとってとんかつは栄養面、カロリーからしていい料理なんでしょうか? ということなんですが。

棚橋 使う油とお肉にもよりますけど、プロレスラーは好きな食べものですよね。

――ごひいきのとんかつ屋はありますか?

棚橋 奥沢かな、家族で行く美味しいカツ屋さんがあります。名前を忘れちゃったんですけど……

僕のオムライスの作りかた

――野毛の寮にお住まいのときは料理も作っていたかと思うのですが、棚橋選手はどんな料理を作っていましたか?

棚橋 ちゃんこはみんな作れるんですよ。野菜切って、お出汁とってお肉入れて。僕の得意料理はオムライスです。だからオムライスには何というか、因縁があるんですね(笑)。チキンライスを作って、一回のけて、卵をきれいにのばして、チキンライスを乗っけて、クルンクルンやって……。ただ、僕の場合、チキンとライスの割合が8対2。チキンのライスって感じなんです。

 

――寮ではさすがにとんかつは作らなかったですか?

棚橋 揚げ物は料理管理人の太(ふとり)さんというおじさんが作ってくれました。

――ロシアの主夫・栗田智さんは海外生活が長いので、日本の刺身が食べたくて夢に出てきたことがあるそうです。棚橋選手は何かを我慢して夢に出てきたことはありますか?

棚橋 僕はダイエットすると決めたら、決まったものしか口にしないんです。そんな時に、誕生日ケーキみたいなホールケーキあるじゃないですか、あれを丸々1個食べて、あ、しまった! って起きたら夢だった、ということはありましたね。

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