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《速報》「木原事件」をめぐり警視庁大塚署が安田種雄さん遺族を呼び出し〈被疑者不詳の殺人〉告訴状を受理し、再捜査へ

《速報》「木原事件」をめぐり警視庁大塚署が安田種雄さん遺族を呼び出し〈被疑者不詳の殺人〉告訴状を受理し、再捜査へ

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 木原誠二前官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さん“怪死事件”、通称「木原事件」をめぐり、10月25日、安田さんの遺族が警視庁に提出した告訴状が受理されたことが「週刊文春」の取材で分かった。安田さんの遺族はこれに先立ち、10月18日付で刑事告訴に踏み切っていた。

木原氏(8月4日の岸田首相会見にて) ©時事通信社

 大塚署は事件発生当初の捜査を担当。安田さんの遺族が提出した告訴状によると、告訴人は安田さんの父母、姉2人の4人。告訴趣旨は「被疑者不詳の殺人」だ。

 提出から1週間、なぜ今回、呼ばれたのか。大塚署の担当の課長代理から次姉に連絡があったのは前日の午後。「告訴状の中身はそのままでいいので、自筆で署名をして持ってきてほしい」との内容だった。

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大塚署に向かう遺族 ©文藝春秋

 安田さんの父が語る。

「今日のことが気になって眠れず、今朝も2時に起きてしまいました。いつ受理されるのか、半年先になるのか、1年先になるのか、また長引いたらどうしようと、ずっと不安でした。それがこんなに早く受理されるとは。本当に信じられない思いです。弁護士先生を信じてここまでこれてよかった。皆さんに感謝の気持ちを伝えなければいけませんが、今日の会見でもうまく挨拶ができるか心配です」

 告訴状が受理されたため、警視庁は捜査を尽くし、その結果を検察庁に報告しなければならなくなった。