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RISA
2018/04/17

ダル、大谷に続くか……オリックス高卒2年目・山本由伸の飛躍

文春野球コラム ペナントレース2018

 2018年3月30日、ついにプロ野球が開幕しました。開幕戦はいつ見ても独特の緊張感がありますね。2016年に私がBsGirlsの一員として、はじめて京セラドーム大阪のグラウンドに立った時を思い出しました。あの時はかなり緊張したなぁ……。

 4月15日現在、オリックス・バファローズは残念ながら5位という結果になっています。今のところ投打が噛み合っていないだけで、(言いたいことはたくさんありますが)上を狙えるチャンスはまだまだあるはずです。オリックスファンの皆様、まだまだ開幕したばかり。これからもガンガン応援していきましょう。

 さて、今回のテーマは、前回の投手の牽制・フィールディングの話から引き続き投手の話題となります。今回はオリックス期待のホープ2年目、山本由伸投手に焦点を当てて書いていきたいと思います。

高卒2年目の本格派右腕・山本由伸

将来のエース候補

 現在オリックス・バファローズには金子千尋投手という経験・実績ともに十分な不動のエースがいます。私は金子投手のチェンジアップが大好きです。特にチェンジアップで打者のバランスを崩した三振の瞬間を見ると、一口目のビールを飲んだ時のように痛快な感覚になります。

 しかし、金子投手も今年で35歳です。いつまでもエースの働きをしろというのも酷な話ですよね。今後強いチームを作るためには、若い選手が開幕を投げる経験をしてほしい、そう思っていた矢先、開幕戦、新たな動きがありました。

 開幕戦マウンドに立っていたのは、背番号19の金子投手ではなく、背番号21の西勇輝投手でした。試合に敗れはしましたが、開幕投手としてふさわしい投球を魅せてくれて、今後、金子投手の次のエースとしての姿が想像できました。

 そしてもう一人、何年か後の開幕マウンドに立つ可能性がある投手がいます。その名は山本由伸投手です。

 山本投手は、2016年ドラフトで獲得した高卒2年目の本格派。昨年は8月20日に一軍初登板・初先発を経験すると、同月31日に初勝利を挙げるなど計5試合に先発。防御率こそ一軍では5点代でしたが、ファームでの成績は、33回2/3を投げて、防御率0.27という驚異的な数字を残しました。

 山本投手の魅力は多彩な変化球・マウンドさばき・堂々とした立ち姿、そして何と言っても150キロを超えるあのストレートです。他球団含め色んな投手の投球フォームを見るのが好きな私が(素人目ですが)見ても一流投手と比べても遜色ないストレートと変化球を持っていると思います。

 球速表示よりもストレートの伸びがよくキレがある。そういったピッチャーはエースに育つ可能性があると思うので、かなり期待できることでしょう。