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「ビンタ、シャワーで熱湯をかける、深夜3時までグラウンドで…」千葉学芸高校野球部《下級生イジメ事件》加害生徒らに多数の“余罪”が浮上 被害生徒は心療内科でうつ病を治療中

「ビンタ、シャワーで熱湯をかける、深夜3時までグラウンドで…」千葉学芸高校野球部《下級生イジメ事件》加害生徒らに多数の“余罪”が浮上 被害生徒は心療内科でうつ病を治療中

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 昨年12月15日、日本学生野球協会は「2年生部員8人による1年生部員1人へのイジメがあった」として、千葉県東金市にある千葉学芸高校に3カ月間の対外試合禁止処分を科したと発表した。

千葉学芸高校野球部

 「週刊文春」は同校野球部で起こったイジメ事件の実態を詳報。#1では、加害生徒8人がイジメ被害者の1年生部員A君の下着まで脱がし、両足を持ち上げたこと。さらに「その様子の動画を撮影された」というA君が学校側に訴えた証言などを報じた。

 だが、さらに取材を進めると、A君が受けたイジメはそれだけではなかった。

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 今回のイジメ事件に関して学校側が作成した調査報告書には、イジメが常態化していた部の雰囲気について次のような記載があった。

学校側のA君のイジメに関する調査報告書

〈安易に『死ね』という言葉を使うことや、肩にパンチをすることなどは野球部内で常習的に行われていたため、記憶が薄れてしまっている可能性がある〉

 その上で、A君側が告発した被害が他にも多数明らかにされていたのである。

〈「2年●(生徒名、以下同)にゴキブリと10回言って来い」と言われ、言いに行った時、2年●にそれほど強くないがビンタをされた〉

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