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お腹やせ黄金比! 内臓脂肪をためない“最強の食べ方”5つのコツ

しっかり食べて健康的な体をつくる

たまりすぎると、高血糖、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の原因にもなる恐ろしい「内臓脂肪」。おなかいっぱい食べても、内臓脂肪をたまりにくくする食べ方があることが判明!その5つのコツとは?

1、食卓 毎食ごはんを中心に、主菜1品と副菜2品をそろえる。

 主食は、脂質が少なく食物繊維が多いごはん1膳がおすすめ。特に、麦ごはんや玄米、雑穀米などを推奨。ちなみに、主菜とは魚介・肉・大豆製品のレシピ、副菜は野菜・きのこ・海藻・豆のレシピのことを指す。

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2、主菜 魚と大豆製品は、それぞれ1日1回ずつ食べる。

 たんぱく質が多く脂質が少ない大豆製品、オメガ3が含まれているものが多い魚を1日1回は取るように。

3、主菜 主菜を肉にする場合は低脂肪のものを選ぶ。乳製品は低(無)脂肪のものを選ぶ。

 肉は部位によっては半分以上が脂質のものもあるので、要注意。低脂肪の食材・部位として、鶏むね肉、ささみ、牛・豚のもも肉などがおすすめ。脂質の多い肉の場合は、脂身や皮を取ることで脂質とカロリーを下げて。

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4、副菜 旬の野菜、きのこ、海藻、芋、豆、果物などをまんべんなく食べる。

 これらの食材は、ビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなど、健康に欠かせない栄養の宝庫。積極的にとりましょう。

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5、調理法 油脂を使った料理は1食1品にする。

 ドレッシングやマヨネーズ、揚げ物は極力控えて。また塩分のとりすぎにも注意。

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 実は、上記5つの食べ方のコツの根拠となっているのが、花王が1万人以上の内臓脂肪を研究し発見した、「内臓脂肪がたまりにくい栄養素のバランス=黄金『比』」です。その黄金「比」とは次の3つの比率。