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よくTVに映るあのホークスファンを直撃 “普段なにしてるんですか?”

文春野球コラム ペナントレース2018

2018/09/15

 ペナントレースがスゴイことになってきた。今日15日からライオンズと首位攻防3連戦。ここで全勝すれば……と考えるだけで、もうワクワクドキドキが止まらない。最低でも勝ち越してほしいところだ。

 このカードはメットライフドームで行われる。著者はヤフオクドームの試合はすべて現地観戦しているが、ビジターにはなかなか足を運べない(泣)。こういう時は首都圏のホークスファンの皆さんが羨ましい。だけど、遠方からヤフオクドームに来るのは大変だ。いや、そもそも全試合を球場で観戦するなんて、ちょっと夢物語である。多くはテレビやインターネットでの観戦となる。

ヤフオクドーム

毎試合ホークス戦の中継に映っている男

 試合を観ているホークスファンの方、そしてプロ野球ファンの方ならば一度ならず年に何度も目にした方がいらっしゃるのではなかろうか。

 ホワイトボードにメッセージを書いて、グラウンドに向けている彼。

 だって、毎試合野球中継に百発百中で映っているからだ。そりゃあ気になって仕方がない(笑)。実はホークス選手の中にも彼が何者なのかが気になっている人がいるらしい。ココはひとつホークスファンの知り合いが日本一多い著者が立ち上がる時ではないか。

“あの人、普段何をやっているんだろう?”と、多くの人に思われている「彼」を深掘りしてみよう。

牧原選手 初ホームランおめでとう応援ボード

 彼の名(通称)は“ヒデさん”。ライトスタンドのホークスファンに親しまれている彼は、なんとホームもビジターも現地観戦している。今シーズン、ここまで欠席は1試合のみというから驚きだ(※神宮球場が雨で中止になり、振り替え日程の都合がどうしてもつかなかった為)。

 ホークスの年間143試合に都合をつけようとすれば時間とお金が必要である。果たして仕事は何をしているのか? もしや御曹司? はたまた高額宝くじの当選者? ひょっとして詐欺師?

 余計なお世話にも程があるが、気になる……。

救世主グラシアル選手 応援ボード

“ヒデさん”は普段何をしているのか

 ど直球にまず金銭面について聞いてみた。ヤフオクドームで応援しているのはライトスタンドの年間指定席。その価格129600円也。一方でビジターのチケット代はポイントやセット販売などを駆使し、ホームの指定席代も合わせて年間総額20万円ぐらいにおさえているという。割り算していくと1試合あたり2000円掛からないように工夫しているそうで、年間予算としては一応まあ許容範囲内か。「違法やズルがしこいチケットの買い方は一切していないです」と胸を張って言ってくれた。

大竹投手初勝利応援ボード

 ただ、ビジターはチケット代以外の出費が多い。最大14泊する遠征もあり、どんどんお金が飛んでいくそうだ。交通費は高速バスやLCC航空機を使い、宿泊はカプセルホテルで安く済ませている。それでも食事と交通費、宿泊費でこちらは年間150万円は使っているという。

 そんなライフスタイルの彼。素性がそろそろ知りたくなってきた頃の読者のアナタに向けて、彼にも許可をいただいたので掲載しようと思う(笑)。

バンデンハーク投手 応援ボード

 北九州出身の昭和54年生まれ。現在39歳の独身男性だ。理系屈指の国立大学を卒業しているというのも知る人ぞ知らない情報だろう(笑)。仕事は何をしているのか? はたして働いているのか? そんな疑問が一番強いのは容易に想像できる。職業はフリーエンジニアだ。金融関係や医療関係を中心にあらゆる分野のソフトウェア開発を支援するお仕事である。フリーである為、自由がきくので野球に合わせたスケジュール管理が出来ているというのだ。

北九州で勝てる方募集の応援ボード