政府の方針により、3月13日よりマスクの着用が個人の判断に委ねられるようになった。長く我慢が続いたマスクありきの生活だが、ついに一区切りついた感がある。

 否が応でも思い出す3年前。いつも薬局でマスクを探し回っていた。値段が高いからか、加湿タイプの濡れマスクはあるが不織布は手に入らない。手持ちのマスクが尽きる日に震えながら毎日を過ごしたものだ。

 そんなある日、大量のマスクが将棋ファンから送られてきたことがあった。あれは嬉しかったなあ……。

 将棋界でも政府のマスク着用緩和の方針を受け、2022年2月から施行されていた臨時規定(対局中の棋士・女流棋士が一時的なケースを除いてマスクを着用しなければいけない等)を廃止。対局時のマスク着用は個人の任意、または推奨へと変わった。以前の状態に戻りつつあると思うと実に感慨深い。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2023年3月23日号