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【特集】《遺族の闘い続く》木原事件は終わっていない

「週刊文春」編集部
 

 木原誠二前官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さんが怪死した事件。昨年10月に遺族が提出した刑事告訴状は受理されたものの、大塚署は「事件性なし」と判断。検察に書類を送ったところで、表向きの動きは止まっていました。そんな中、X子さんの取調官を務めた佐藤誠氏が陳述書を検察に提出。事態はまた新たな動きを見せています。遺族が闘いを続ける「木原事件」の最新情報をまとめました。

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《「木原事件」に新展開》佐藤誠・元取調官が検察に「陳述書」を提出!〈誰一人として「自殺」などと考える者はいなかった〉

 

〈当時の書類、証拠や現場の写真などを精査しても、自殺と認定するような物は何一つなかったし、明らかに他殺であるという証拠が多数残っていた〉

 

——検察に提出された7枚にわたる陳述書にはこう記されていた。

 

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【解説番組】木原事件に新展開!佐藤誠氏(64)新提出の“陳述書”で指摘した警察幹部の責任とは《取材記者が解説》

 

 木原誠二前官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さんが怪死した事件。3月5日、2018年の再捜査でX子さんの取り調べを担当した佐藤誠元警部補(64)が、東京地方検察庁に「陳述書」を提出しました。

 

 この間、佐藤誠氏は再々捜査における警察側の瑕疵を指弾するなど、精力的に発信を続けてきました。新たに提出された“陳述書”の中で、佐藤氏は何を主張したのか。連載「ホンボシ」の村井弦担当デスクと、「木原事件」取材班の齋藤記者が解説します。

 

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《木原事件》安田種雄さん遺族の土下座に担当検事が「しっかりやる」

 

 裏金問題を受けて、岸田文雄首相は新年早々、党内に「政治刷新本部」(仮称)の設置をぶち上げた。幹部として木原誠二前官房副長官(53)を起用することが報じられたが……。

 

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【解説番組】警察「事件性認めず」でも…「木原事件」安田種雄さん“遺族の闘い”の今《記者が解説》

 

 木原誠二前官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さんの不審死事件。警察から「事件性は認められない」と判断され、捜査が検察の手に渡った今もなお、ご遺族の懸命な闘いは続いています。真相解明を求めるための署名活動も進むなか、今後はどのような展開が考えられるのか。ご遺族への取材を続ける齋藤記者が解説します。

 

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《木原事件》再捜査は穴だらけ「事件性なし」に元捜査員が猛反論、遺族は怒り心頭

 

〈06年死亡の男性「事件性認めず」警視庁3度目捜査〉

 

 通称“木原事件”について読売新聞朝刊にこんな見出しが躍ったのは、12月16日のこと。だが、テレビのニュースでその報道に接した遺族は耳を疑った。

 

「どういうこと……」

 

 遺族が事態を呑み込めなかったのには、明確な理由があった。

 

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【音声番組】聞かれなかったから言わなかった…木原事件“再々捜査”「事件性なし」遺族が明かした警察側の“あり得ない対応” 佐藤誠氏は「恥ずかしい」と激怒

 

 木原誠二前官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さんの不審死事件。12月15日、再々捜査を進めていた警視庁は「事件性は認められない」とする捜査結果を東京地検に送付しました。捜査は本当に尽くされたのか。遺族が明かした警察側の“あり得ない”対応とは――。

 

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《木原事件》元取調官・佐藤誠氏が指摘する“再々捜査”の重大な問題点 警察の〈事件性認めず〉捜査結果には「やっていることが滅茶苦茶」「絶対に自殺ではない」

 

 木原誠二前官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さんの怪死事件、通称「木原事件」をめぐり、大きな動きがあった。

 

 12月16日、警視庁が15日に「事件性は認められない」とする捜査結果を東京地検に送付したと報道各社が報じたのである。

 

 これに憤りを隠さないのが、「週刊文春」で実名告発したX子さんの元取調官で警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係の元警部補・佐藤誠氏だ。一報に触れた佐藤氏は何を思ったのか——。

 

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「木原事件」遂に刑事告訴! 遺族が明かす決断の訳 《新証拠》事件直後の警察との音声データ 

 

 種雄とX子の子どもを大事に育ててくれた木原さんには感謝しています。ただ彼に一言「再捜査を求める」と言ってほしかった。私たちは真実が知りたい。一生がかかっている問題なんです。

 

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木原事件 妻の取調官〈捜査一課刑事〉実名告発18時間 木原は「俺が手を回したから」と妻に…

 

 警視庁捜査一課殺人一係、通称「サツイチ」。18年6月、サツイチの俺が木原の妻X子の取調官に指名された。俺を呼ぶってことは、自殺ではなく殺人事件だってことだ。木原は俺に「いつでもクビ飛ばせるぞ」と言ったが、X子の聴取を10回はやったしガサ入れもした。ところが捜査が佳境に入った時に突然、上司から終了を告げられたんだ。頭に来ているのは、警察庁の露木長官がこの前会見で「事件性はなかった」って大噓を吐いたこと。現役は話せないだろうが、去年退職した俺に失うものはない。悔しい思いをした後輩のためにも腹は括った。俺が知っていること、全部話すよ――。

 

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岸田最側近・木原誠二副長官〈衝撃音声〉「俺がいないと妻がすぐ連行される」

 

 岸田最側近として日本の政策決定を担う木原誠二官房副長官。実は5年前、妻が、ある殺人事件の重要参考人として警視庁から聴取されていた。捜査幹部は「夫が自民党の国会議員でなければ…」。そして、木原氏の愛人が当時のことを語った音声の存在。一体、この男は何者なのか。

 

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source : 週刊文春

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