ご飯とおかずをいっぺんに食べられ、食後の後片付けの手間も減ることから人気の「丼」。一方、栄養の偏りが心配な面も。そこで、バランスの取れた食材の選び方やお手軽レシピを幅広く取材。今日から試せる活用術満載!

 

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 カツ丼、親子丼、牛丼。熱々の飯とおかずをかきこむ快感こそ、丼物の醍醐味だ。丼物のルーツは、室町時代の「芳飯(ほうはん)」まで遡る。器に盛った飯の上に野菜や魚をのせ、汁をかけて食べた料理が原点とされる。

 古くから日本人に愛されてきた丼物だが、デメリットも忘れてはならない。

 老年病専門医で、名古屋学芸大学大学院栄養科学研究科の下方浩史教授が言う。

「天丼や牛丼などは手軽に食べられますが、ご飯の糖質はもちろん、具材にかかったタレに含まれる塩分や糖質も多い。また、丼だけでお腹がいっぱいになると野菜を食べない人も多く、食物繊維などが不足しがちです」

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source : 週刊文春 2024年5月16日号