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「マネジメントの重大責務」工藤 公康氏、日本マクドナルド社長 日色 保氏、早稲田大学ビジネススクール教授 菅野 寛氏登壇

「マネジメントの重大責務」工藤 公康氏、日本マクドナルド社長 日色 保氏、早稲田大学ビジネススクール教授 菅野 寛氏登壇

5月15日(水)‗文藝春秋リーダーズフォーラム<ハイブリッド開催>

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note

〇企画趣旨

2024年1月1日に発生した能登半島地震は経済活動に深刻な影響を及ぼしています。世界に目を向けると、IMFが1月30日に発表した「世界経済見通し」によれば、GDPは2023年と比べほぼ横ばいで推移すると予測、前回の発表時(2023年10月)から0.2%上方修正し、理由として米国や新興国を中心とした地域の経済の底堅さを挙げています。しかしながら、ロシアによるウクライナ侵攻、ハマスとイスラエルの武力衝突といった地政学リスクによるエネルギー価格の高騰、サプライチェーンの断絶など懸念材料も少なくありません。

こうした不確実なビジネス環境の中、経営者はビジネスの大局を読み解きながら様々な経営課題解決に向け意思決定を迫られています。

そこで本カンファレンスでは「マネジメントの重大責務」にフォーカスを当て、経営ビジョンと経営戦略の立案・実行、組織改革、リソースの最適化、意思決定、後継者育成、イノベーションの推進、企業価値向上など、経営の舵取り役としてのあるべき姿について、アカデミックの視点、経営者の視点、イノベーターの視点から考察します。

〇開催概要

日  時 2024年515日(水) 13:00~17:00
会  場 リアルおよびオンラインのハイブリッド開催
     会場参加:文藝春秋本社ホール(千代田区紀尾井町3-23)
     オンライン参加:Zoomウェビナー
参加対象 企業経営者、経営幹部、経営企画、経営管理、人事、財務、
     営業など各部門の部門長
定  員 会場参加:60名、オンライン参加:800名
参加費用 無料(事前登録制)
主  催 文藝春秋
協  賛 株式会社SmartHR、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社、
     株式会社マネーフォワード
申込特典 申込者様限定で2週間のアーカイブ視聴をいただけます。

申し込み

●来場特典
当日会場へご来場のお客様へ菅野氏の著書『全社戦略がわかる』をプレゼント

〇プログラム

13:00~13:50 基調講演①
「全社戦略」
~ 経営者目線で会社を再点検するマネジメントの重大責務 ~

早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授
兼 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター 所長
菅野 寛氏

東京工業大学工学部卒。同大学院修士課程修了。日建設計に勤務後、カーネギーメロン大学にて経営工学修士号を取得。その後、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)にて十数年間、日本およびグローバル企業に対してさまざまなコンサルティング・サービスを提供。BCGテクノロジー、メディアおよびテレコミュニケーション専門部会のアジア/パシフィック地区リーダーを経て2008年より一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。16年より現職。主な著書に『全社戦略がわかる』『BCG流 経営者はこう育てる』『経営の失敗学~ビジネスの成功確率を上げる~』(日本経済新聞出版社)など。


13:50~14:20 プロフェッショナル講演①
次世代リーダー育成のカギとなる、従業員のスキル管理と人事データ活用

株式会社SmartHR
タレントマネジメント事業 事業責任者
重松 裕三氏

慶應義塾大学商学部卒業後、コンシューマー向けプロダクトを開発する企業で、プロダクトマネージャーとして新規事業の立ち上げを複数手掛けつつ、組織内最大チームのマネジメントを担う。2019年、SmartHRに入社し、プロダクトマーケティングマネージャーとしてクラウド人事労務ソフト「SmartHR」の機能開発に貢献。人事情報を活用し組織の力を向上させるサービスの企画開発も担当し、「従業員サーベイ」「人事評価」「配置シミュレーション」などの機能を担当。現在はタレントマネジメント事業を統括。


14:20~14:30 休憩


14:30~15:10 特別講演①
「マクドナルドの経営戦略」

日本マクドナルド株式会社
代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO)
日色 保氏

1965年、愛知県出身。88年静岡大学人文学部卒業、同年ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカル(現J&J)入社。2005年にJ&Jグループ会社オーソ・クリニカル・ダイアグノスティクス社社長などを経て12年にJ&J日本法人社長。18年事業会社である日本マクドナルド株式会社入社、19年同社社長。21年3月から現職。


15:10~15:40 プロフェッショナル講演②
事業成長に必要な経営の着眼点
~「存続から成長」の新たなステージへ~

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
上席執行役員
土屋 淳氏

大手ハウスメーカー入社後、経営者や資産家等に対し、相続対策や資産運用のための戸建・集合住宅の販売・提案営業に従事した。当社に入社後、2008年からは主に調剤薬局業界のM&Aに従事し、専門部署を立上げ、社内最大のチームを率いて業界トップクラスの実績を残す。2022年10月より上席執行役員に就任。


15:40~15:50 休憩


15:50~16:20 プロフェッショナル講演③
強い組織づくりに役立つバックオフィスDXとは?
コツを押さえて"社内DX"を推進!

株式会社マネーフォワード
マネーフォワードビジネスカンパニー
HRソリューション本部マーケティング部副部長
藤田 綾香氏

大手鉄鋼系商社に新卒で入社。その後2015年にマネーフォワードに入社後、お客さまへの業務改善の提案・士業パートナー様とのアライアンス業務を経験し、2018年から関西支社長に着任。現在は、HR領域のサービスのマーケティングに従事している。


16:20~17:00 特別対談
「監督の重大責務」
~ 知ることが武器になる ‐ 勝ちにこだわるチームづくりと人材育成 ~

元ソフトバンクホークス監督
工藤 公康氏

1963年愛知県生まれ。
1982年名古屋電気高校(現:愛工大名電高校)を卒業後、西武ライオンズに入団。以降、福岡ダイエーホークス、読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズなどに在籍し、現役中に14度のリーグ優勝、11度の日本一に輝き優勝請負人と呼ばれる。実働29年プロ野球選手としてマウンドに立ち続け、2011年正式に引退を表明。2015年から福岡ソフトバンクホークスの監督に就任。2021年退任までの7年間に5度の日本シリーズを制覇。最優秀選手(MVP)2回、最優秀防御率4回、最高勝率4回など数多くのタイトルに輝き、通算224勝を挙げる。正力松太郎賞を歴代最多に並ぶ5回、2016年には野球殿堂入りを果たす。2020年監督在任中ながら筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻を修了。体育学修士取得。2022年4月より同大学院博士課程に進学、スポーツ医学博士取得に向け研究や検診活動を行う。
現在、仕事の傍ら農作業、DIYに勤しみ、子供たちの未来を見つめ、手作り球場や遊びの場を作る活動も行っている。
<近著>
「未来をひらく81の思考」宝島社 2022年10月31日
「プロフェッショナル投手育成メソッド 」カンゼン 2023年3月15日
「工藤公康 配球とは」PHP出版 2023年4月22日

インタビュアー

スポーツジャーナリスト
生島 淳氏

1967年気仙沼生まれ。早大卒。NBAやMLBなど海外ものから、国内のラグビー、駅伝、野球など、全ジャンルでスポーツを追うジャーナリスト。小林信彦とD・ハルバースタムを愛する米国大統領マニアにして、カーリングが趣味(最近は歌舞伎に夢中)。著書に『エディー・ウォーズ』『エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは信じること」』『慶応ラグビー「百年の歓喜」』(文藝春秋)、『大国アメリカはスポーツで動く』(新潮社)、『監督と大学駅伝』(日刊スポーツ出版社)、『気仙沼に消えた姉を追って』(文藝春秋)、『箱根駅伝』『箱根駅伝 新ブランド校の時代』(ともに幻冬舎新書)、『人を育てる箱根駅伝の名言』(ベースボールマガジン社)など。