沖縄の県民投票の行方が注目されるなか、あの人が沖縄に言及した。

 自民党の今井絵理子参議院議員である。今週月曜、産経新聞のインタビューに登場。

 今井議員は「故郷の沖縄が抱える問題にも取り組んでいます」とし、

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《辺野古移設を容認する人でさえ、沖縄から基地をなくすことができるなら一番いいと思っているのが本音です。しかし、基地問題は安全保障に関わる国の専権事項です。沖縄県民の意思だけでは決定できません。》

 と語る。

今井絵理子議員 ©文藝春秋

沖縄のことを「大声」で語る今井議員を見たい

 気になったのは、

《メディアは沖縄出身という理由だけで私にマイクを向けますが、全ての議員にマイクを向けてほしい。国家の問題として政治家や国民がもっと関心を持たなければ解決できません。》

 という部分。

「沖縄出身という理由だけで私に」と言うが、それは十分すぎる理由ではないだろうか。沖縄のことを「大声」で語る今井議員を見たい人が多いのは当然だ。

《今後は地位協定に関する勉強会の立ち上げも検討したいですね。》とも発言しているので進捗状況は必ず聞きたいと思う。

 産経新聞のこのインタビュー企画は「突き進め!!亥年」。年男・年女の政治家に日替わりで聞いている。

©文藝春秋

 不倫騒動があった今井議員の見出しは「お騒がせ反省 コツコツ努力を」。1月13日分には口利き疑惑などが噴出した片山さつき議員が登場していたのでむしろ突き進み過ぎた人たちの集結感があった。