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ヒャダイン「フジテレビへの『愛ゆえの憎しみ』」

“テレビっ子”ヒャダインが語るテレビのこと #3

一人二人のキーマンで変わることがあるからテレビは面白いんですよね

 

――やっぱりテレビについて話すとフジテレビの話になっちゃいますね(笑)。

 子供の頃から好きだから、フジテレビ愛がすごいんですよ。愛ゆえの憎しみが……(笑)。抜本的に変わらないといけない時期が来てると思います。

――最後にこれからテレビに期待することはなんですか?

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 でも、『関ジャム』や『ミュージックステーション』のテレ朝とか、すごい時間帯に『クイズ☆スター名鑑』をぶっ込んでくるTBSとか、すごくいい方向に進んでいると思うんですよ。そんな編成、普通考えないじゃないですか。『クレイジージャーニー』の内容だったりとか、トップがそういう尖ったものを「行け!」と言う人らしいので、BPOとかクレームとかに一喜一憂しない体力作りができつつあるんじゃないかって思います。何千万単位のマスを相手にしてるんだけど、一人二人のキーマンで変わることがあるからテレビは面白いんですよね。だから、クレームとか視聴率とかにそこまで過敏にならない、スポンサーの顔色をうかがわなくてもいいフェイズに変わってきつつある部分もあると思うんです。だから、伸び伸びとしたコンテンツが増えるといいなとすごく思いますよね。

 

写真=杉山拓也/文藝春秋

ヒャダイン「フジテレビへの『愛ゆえの憎しみ』」

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