東京メトロの車両が星野源さんで埋め尽くされる! そんな素敵な情報を聞きつけて、上野までやってきました。
昨年は、主演ドラマ『逃げ恥』(『逃げるは恥だが役に立つ』TBS系)とその主題歌『恋』が大ヒット、年末には紅白出場、そして弊社発行の著書『働く男』、『そして生活は続く』、『地平線の相談』(細野晴臣さんとの共著)が累計80万部突破と、勢いが止まらない星野さん(さりげなく宣伝も入ってます)。地下鉄を丸ごとジャックすることになるのも、素直にうなずける話です。
ところで、なぜ上野なのでしょうか。
こちらには東京メトロ銀座線の車庫である「上野検車区」があるのです。今日はトレインジャック開始前日、星野源トレインは、どんな感じでできあがっているのでしょうか。
ここでトレインジャック情報をおさらいしましょう。
2月27日(月)~3月6日(月)の8日間、東京メトロ銀座線、丸ノ内線で先頭車両から最後尾の車両まで、すべて星野源さんの広告で埋め尽くされる「星野源×文藝春秋」トレインジャックを実施(両路線とも1編成ずつ)、とのことです。銀座線、丸ノ内線に乗れば必ず見られるというわけではありませんので、ご注意ください。
車庫に潜入。星野源トレインを探せ
さて、いよいよ上野検車区に潜入します。期待が高まりますね。
地下鉄なのに車庫は地上なんですね、と思っていたら、やはり地下に案内されました。ですよね。
地下に降りまして、ようやくご対面。こちらが星野源トレインだそうです。ちなみにこちらの「銀座線1000系」は、2012年に導入された車両で、昭和2年の地下鉄開業当時から親しまれていた「旧1000形」をモチーフとしているそうです。レトロなレモンイエローがいいですね。
どこを向いても視線を合わせてくる星野さん
さっそく車両のなかにおじゃまします。
右を向いても左を向いても星野源。すごいことになっています。そして、今回のために特別にデザインしたポスターの黄色と、車体のレモンイエローが思いがけずにマッチ。自身の音楽を“イエローミュージック”と位置づけている星野さんらしい、奇跡のコラボとなりました。
トレインジャックとは、中づりポスター・窓上ポスター・ステッカーなど、1編成まるごと1クライアントで空間をジャックすることを言うそうです。
そのため、どこを向いても星野さんが視線を合わせてきます。
この車両が明日から都内を走ると思うと、今からわくわくしますね。写真をお見せするのはここまでにします。あとはみなさん、ご自身の目でお楽しみいただければ。
星野源トレイン、ちょっと気になるFAQ
同行してくれたメトロアドエージェンシーのご担当者に、質問してみました。
Q.今回のトレインジャックの反響、どんなことが予想されますか?
A.ツイッターやインスタグラムなどでもたくさん取り上げられて、いつも東京メトロをご利用いただく皆様にも喜んでいただけるのではないでしょうか。
Q.写真の撮影、SNSでの拡散などはOKですか?
A.写真の撮影はご遠慮いただいております。ですが、文章にてSNSの拡散は問題ございません。車内では携帯電話のご利用マナーにお気をつけいただき、ご乗車いただく皆様に星野源さんトレインを楽しんでいただけるよう、ご協力をお願いいたします。
さらに、みなさんが気になっていることも、せっかくなので聞いてみます。
Q.「いつどの駅で星野源さんトレインに出会えるかは秘密」とのことですが、ヒントだけでも教えてくださいませんか?
A.ヒミツです。
ですよね! やはり「ヒミツ」ですよね!
銀座線、丸ノ内線それぞれ1編成は確実に走っていますので、みなさん信じて待ちましょう。
では最後に。
Q.ご担当者さまは、星野源さんのこと好きですか?
A.大好きです!
ですよね! やはり「大好き」ですよね!
出会えた方はラッキー。星野源列車との偶然の出会いをお楽しみください。それでは!