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文春野球「コミッショナーだより」5月号

文春野球コラム ペナントレース2017

2017/06/06
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5月の月間個人タイトル各賞の発表

 続いて5月の月間個人タイトルの発表です。

5月期 最優秀コラム賞

5月11日 「ウグイス嬢歴27年目 マイクの鉄人・谷保恵美さんの“仕事の流儀”」
千葉ロッテマリーンズ 梶原紀章

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 「サブローーーー」のアナウンスで御馴染み、ZOZOマリンスタジアムのウグイス嬢・谷保恵美さんのコラム。91年川崎球場でのデビューから27年、ボーリックナイト、パグリアルーロ、05年初芝清引退試合での「涙ぐんでいた疑惑」の真相も然ることながら、学生時代に母親に「スコアブックをつけても、なんの役にも立たないからやめなさい」と言われ続けた少女が、いまや球界を代表する名プレイヤーとなったことは、これから野球界を目指す若い人たちのいい教科書となる名文でした。最優秀候補にはこの日対戦したえのきどさんの「5月5日、チーム全員が浦野博司を応援した日」と最後まで意見が分かれましたが、5月11日は谷保さんの誕生日ということもあり、梶原さんからの粋なバースデープレゼントに華を添えさせていただきました。谷保さん、梶原さん、おめでとうございます。

5月期 ベストゲーム賞

5月11日 「北海道日本ハム396 ― 517千葉ロッテ」

 最優秀コラム賞を争った千葉ロッテと北海道日本ハムの高レベルの戦いは、試合終了となる午前11時の時点で上記のHIT数でロッテ梶原さんが勝利。しかし、その後もHIT数を伸ばし続け現在では両チームともに約500HITが上乗せされています。24時間の結果だけでなく、いいコラムはその後もHIT数を伸ばし続けるという好例のような名勝負。2ヶ月連続でのベストゲーム賞受賞となったこの対戦は文春野球の黄金カード誕生といえそうです。

5月期 月間最多勝

 5月に行われた8試合の対戦で最多勝を収めたのは以下の2チームになります。

【パ・リーグ 最多勝】2勝 千葉ロッテ(梶原紀章)
【セ・リーグ 最多勝】2勝 読売巨人(プロ野球死亡遊戯)

通算対戦成績は以下の通りです。

【パ・リーグ 対戦成績】
埼玉西武    4勝1敗
東北楽天    3勝1敗
千葉ロッテ   3勝3敗
オリックス   2勝3敗
北海道日本ハム 1勝4敗
福岡ソフトバンク0勝3敗

【セ・リーグ 対戦成績】
読売巨人   3勝1敗
阪神     2勝2敗
横浜DeNA    1勝0敗
東京ヤクルト 1勝2敗
広島     1勝1敗
中日     0勝2敗    

5月期 首位打者

5月の月間HIT率(HIT数/PV)、セ・パ上位3傑は以下になります。

パ・リーグ
1位 .102 えのきどいちろう(北海道日本ハム)
2位 .100 かみじょうたけし(東北楽天)
3位 .088 DOMI(オリックス)

セ・リーグ
1位 .147 西澤千央(横浜DeNA)
2位 .138 長谷川晶一(東京ヤクルト)
3位 .079 プロ野球死亡遊戯(読売巨人)

5月期の首位打者は
パ・リーグ えのきどいちろう(北海道日本ハム)
セ・リーグ 西澤千央(横浜DeNA)

となりました。おめでとうございます。

 尚、年間での首位打者争いは以下になります。

【通算HIT率三傑】5月31日現在
パ・リーグ
1位 .175 DOMI(オリックス)
2位 .122 かみじょうたけし(東北楽天)
3位 .121 えのきどいちろう(北海道日本ハム)

セ・リーグ
1位 .158 長谷川晶一(東京ヤクルト)
2位 .128 西澤千央(横浜DeNA)
3位 .106 大井智保子(広島)

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