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鼠入 昌史
2017/10/02

“鉄のエリート”ツートップが「開成学園鉄道研究部」を語ってくれた!

開成鉄研の文化祭ブースに初潜入!

genre : ライフ, 社会, 教育

 36年連続で東大合格者数日本一、政官財各界にも多数の“大物”を輩出――。そんな超エリートの集う開成高校で、去る9月23・24日に文化祭(開成祭)が行われた。で、いきなりだが筆者が注目したのは鉄道研究部である。JR東海で営業担当を務めるOBもいるという開成中学・高校の鉄研は、創部から約60年の歴史を持ち、現在の部員は約50人(高校3年生含む)。これは同校の文化部の中ではトップクラスの人数だとか。エリートたちは、“鉄道趣味”の世界をどのように楽しんでいるのだろうか……。そんなわけで、実際に開成祭に足を運んでみた。

鉄研のブースは大人気。ジオラマにちびっ子大集合!

「部員もこのところすごく増えていて……。」

 鉄研の展示教室で出迎えてくれたのは、部長の阿部周平くんと文化祭担当の白倉想生(そうき)くん(ともに高校2年生)。ではじっくりお話を……と思いきや、教室の中はたくさんの来場者で押すな押すなの大賑わい。

「近年はなんかすごくたくさんの人が来てくれるんです。特に日曜日は1日中こんな感じですね。子どもの人が遊べるジオラマを使っての体験運転もやっているので、それが人気の理由かもしれません」(阿部くん)

「部員もこのところすごく増えていて……。昔の部の写真を見ると、10人くらいしかいなかったりするんですけど。鉄道ブームなのかなんなのか、よくわからないんですけどうれしいですね」(白倉くん)

部長の阿部周平くん(左)と文化祭担当の白倉想生くん(右)

 と、大盛況の開成鉄道研究部。早速展示を見させてもらうと、まず目に入ってくるのは入り口付近に飾られている列車名や行き先が書かれたボード。これって……。

「サボです!」(阿部くん&白倉くん)

 あ……はい。

「列車のサイドに掲示されるのでサイドボードから“サボ”と呼ばれるようになったと言われています。他にはいつの時代のものかはわからないけれど東武東上線の駅にあったと思しき路線図とか、部員が撮影した前面展望の映像を流しています」(阿部くん)

サボ

 なるほど。これらの“サボ”などの鉄道アイテムは、歴代の部員が収集して部室に残されていたものや、現役部員各自が鉄道会社のイベント時などに手に入れた私物を持ち寄ったものだとか。

「東武の路線図はずっと部室に置いてあるもの。文化祭のときだけ取り出してくる感じになってます(笑)。こういうものを部費で買うってことはあまりないですね。みんな鉄道が好きだから、各自で買ってます」(白倉くん)

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