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統一教会「合同結婚式」韓国人夫との“韓日祝福”で地獄を見た日本人花嫁の告白「1人目はDV。2人目は金を使い込み失踪」

source : 週刊文春 2022年8月18・25日合併号

genre : ニュース, 社会

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 やがて夫は飲食店経営に乗り出したが、借金を抱えていた彼は、闇金の取り立てに怯えて失踪。2番目の夫との間に2人目の娘を授かっていた冠木氏は、その3カ月後、母子3人で夫が逃げ込んでいた田舎の集落に合流する。しかし、そこではさらなる“地獄”が待っていた——。

韓国で暮らしている日本人女性信者は7000人ほど

 かつて在韓邦人信者の生活を調査した大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センターの中西尋子研究員が語る。

「統一教会が日韓間の祝福を本格的に開始したのは1988年、6500組の合同結婚式からで、桜田淳子さんらの参加で話題になった1992年の3万組、1995年の36万組でさらに多くの夫婦が誕生しました。調査は2001年から08年にかけて行いましたが、韓国で暮らしている日本人女性信者は7000人ほどとされています。大半が『韓日祝福』で海を渡った日本人花嫁とみられます」

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 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、冠木氏が統一教会を脱会して地獄を抜け出せた理由、数々の日本人女性を悲劇に追いやった教団の“姑息な男性信者集め”の実態、そして「韓日祝福」の家族で起こった殺人事件など、合同結婚式に参加した“日本人花嫁”がたどった末路を詳しく報じている。

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