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なぜか“元アイドル役”が多い内田慈「私に旬をすぎた感じがあるのかな?」

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 舞台で注目を集め、『下衆の愛』など映画でも独特の存在感を発揮する内田慈さん。『ピンカートンに会いにいく』(坂下雄一郎監督・1月20日より全国公開)で20年前に解散した5人組アイドルのリーダー役として初主演を果たした。

「元アイドル役はもう5、6回目。自分なりに分析した結果、私の醸し出すものにちょっと旬をすぎた感じがあるのかな?と(笑)。今回は主役なので、ある意味では集大成な気がします。女子アナを演じた『恋人たち』のプロデューサーが指名してくださったんですが、私が主役の器なのかと焦りました。今まではお邪魔する感覚でしたが、今回はみんなが力を発揮できる空気を作る責任を感じました」

 谷崎潤一郎の小説が原案の『神と人との間』(1月27日公開)でもヒロイン役に。学生時代は言葉の意味を考えすぎて友人もいなかった。それがなぜ演技の道へ?

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「松尾スズキさんがテレビで好きな言葉を聞かれて、『平等。だってありえないから』と答えていたのを見て、衝撃を受けたんです。そういう言葉の捉え方もあるのか、と。それで演劇をやりたいと思い、世界が広がりました。今も言葉へのこだわりはありますが、書かれた言葉を素直に届けられるように出来たらと思いますね」

INFORMATION

映画『ピンカートンに会いにいく』
1月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
http://www.pinkerton-movie.com/

なぜか“元アイドル役”が多い内田慈「私に旬をすぎた感じがあるのかな?」

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