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「事件性は認められなかった」に佐藤氏は…

 種雄さんの遺族は先日、大塚署に再捜査を求める上申書を提出。だが7月24日、大塚署で、警視庁捜査一課の特命捜査第一係長から「捜査を尽くした結果、事件性は認められなかった」と告げられていた。これに関して、佐藤氏はこう憤った。

「殺人事件はホシ(容疑者)を捕まえることも大事だが、一番大事なのは遺族なんだ。(再捜査が開始してから)5年後に突然『事件性がない』と言われれば、怒っちゃいますよね。だっていままで放っぽっていたんだから。さらに、自殺という証拠がない。『遺書がある』とか、そういうものもない。それでは遺族が納得するはずがない」

亡くなった安田種雄さん(遺族提供)

  さらに、業務上知り得た情報を漏らすことで、地方公務員法に触れる可能性があることについても質問が飛ぶと、

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「当然、(その可能性については)分かっている。ただ、(取材に応じたときの)気持ちは今も変わりません」(同前)
 
 佐藤氏はこの会見に先立ち、「週刊文春」の取材に18時間にわたって応じている。その全容については、現在発売中の「週刊文春」(8月3日号)、「週刊文春 電子版」で読むことができる。

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