人気アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』、諸星きらり役でおなじみの人気声優・松嵜麗。12万人を超えるTwitterフォロワー数を誇る彼女は、知る人ぞ知るガチのヤクルトファン。「ヤクルト愛なら、私も負けない!」と、今季から文春野球に緊急参戦。その胸の内を激白してもらおう!

――今季の文春野球・ヤクルトに、ぜひ松嵜さんに参戦していただきたいと思っています。

松嵜 ……あの、最初に聞きたかったんですけど、ホントに私でいいんですか? だって、他のメンバーは真中満前監督に、伊藤智仁前ピッチングコーチなんですよね? その中に私が入ってもいいんですか?

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――もちろんです! 僕も含めて、真中さん、伊藤さんと40代後半ばかりのメンバーだからこそ、ガチのヤクルトファンの松嵜さんならではの視点や発想が必要なんです!

松嵜 本当にいいんですね(笑)? 力になれるかまったく自信はないですけど、ヤクルトへの思いは私も強いです。お役に立てるのならば、ぜひ参加させて下さい!

つば九郎とのツーショット ©松嵜麗

きっかけは「東京フレンドパーク」!?

――どうもありがとうございます。今季の超目玉助っ人の入団が決定。これで、今季のペナントレースにも希望の光が差し込んできました。では、自己紹介を兼ねて、ヤクルトファンになったきっかけを教えて下さい。

松嵜 きっかけはチームが日本一に輝いた1997年。当時TBSで放送されていた『関口宏の東京フレンドパークⅡ』に、当時の主力選手だった古田敦也さん、高津臣吾さん、伊藤智仁さんたちが、日本一の記念で出演されていたんですけど、このときのみなさんの笑顔を見て、「カッコいい!」って、電流が走ったんです。それで翌年のオープン戦に通い始めたのが、本格的なきっかけです。

――当時は、福岡在住の中学生ですよね?

松嵜 そうです。今のソフトバンクがまだダイエーだった頃に、福岡ドーム(現・ヤフオクドーム)でダイエー対ヤクルトのオープン戦を見に行きました。クラスの友だちと一緒に行ったんですけど、普通にダイエー側に連れていかれたんで、「何でダイエー側なのよ!」ってキレました(笑)。で、私だけヤクルト側に座って応援したんです。

――それ以降は、ヤクルトひと筋ですか?

松嵜 あの頃って、ヤクルトの主催試合を福岡ドームで定期的に開催していたんです。それは全部、観戦していました。大体、テスト期間にかぶっていたんで、制服のまま球場に行って、攻撃のときはメガホン、守備のときは参考書を片手に応援していました。大学受験を控えた高3のときも行っていました。この頃は、東京への憧れはディズニーランドではなく、「神宮球場に行きたい!」という思いでしたね。

――神宮デビューはいつですか?

松嵜 大学進学で上京して来たときです。福岡ドームは外野席からは選手の姿がよく見えなかったんですけど、神宮の場合は選手がすごくよく見えて、「近い!」と感じたのが最初の印象です。風が気持ちよくて、夕日も、ナイターの華やかな照明もきれいで感動しましたね。あとは、福岡ドームよりもずっと多くのヤクルトファンがいたことが嬉しかったです。

中学時代、ファンブックに掲載されたことも

――さっきから気になっているんですが、手元にある「ファンブック」は?

松嵜 私、中学生の頃に「ヤクルトファンブック」に載ったことがあるんです。ぜひ、それを見てもらいたいと思って。(と該当ページを開く)

――おおっ、高津投手へのメッセージだ! あっ、本名なんですね。

松嵜 私は高津さんの大ファンなんですけど、ちょうど高津さんが100セーブを記録したのが福岡ドームで、私、その試合を見ているんです。それでファンレターを書いたら、翌年のファンブックに掲載されたんです。しかも、高津さんが私の手紙を手にしている写真と一緒に!

――ホントだ。「いつも応援ありがとう。今年も福岡遠征に行くと思うので、その時は応援よろしくお願いします。これからもセーブしまくります」って、本人のコメントまで載っていますね。

松嵜 ねぇ、すごいでしょ。ますますファンになっちゃいましたよ。だから、フレンドパークから今に至るまで、浮気なしでずっとヤクルトひと筋です。

「高津投手へのメッセージ」が掲載されたヤクルトファンブック ©松嵜麗

――ざっくりとした質問になってしまいますが、「ヤクルトの魅力」って何ですか?

松嵜 最初の頃は爽やかなイケメンが多かったから、選手の魅力にハマりました。城石(憲之)選手もそうですし、伊藤智仁投手もそうですし……。あとは、渋くてしぶとい選手も好きだったので、土橋(勝征)選手、宮本(慎也)選手にもハマりました。そして、選手たちの一生懸命な姿、勝ったときの嬉しそうな姿に感動して、「その姿をまた見たい」って思いから、チーム全体が好きになっていきましたね。あとはスタンドでみんなで一緒に応援することが楽しかったですね。