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「不倫は文化」発言の真相、21歳差の“年の差婚”、古希を迎えて新たな挑戦も…石田純一70歳の「あきらめない人生」

1月14日は石田純一の誕生日

2024/01/14
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21歳離れた「年の差婚」

 その後、先述のとおり不倫報道で一度は仕事がすべてなくなったものの再起。相手のモデルとは8年交際した末に破局したが、その5年後、55歳になっていた2009年に、21歳下のプロゴルファーの東尾理子と人生3度目の結婚をする。理子夫人とはともに不妊治療に取り組んで3児を儲け、いまなお子育ての真っ最中である。

 60代に入ってからも、2016年の東京都知事選に市民グループから担ぎ出されて出馬を表明するも断念したり、2020年にはコロナ禍により緊急事態宣言が出るなか、沖縄でゴルフをしていたことが批判されたりと、何かと叩かれ続けた。

妻の東尾理子とは21歳差 ©時事通信社

 都知事選出馬の背景には、学生時代から政治に関心が高かったことと、子供たちの未来を真剣に考えなくてはならないとの思いがあったという。コロナ禍でのゴルフも、沖縄で経営する冷麺店の売り上げが激減したため現場に赴いたところ、別の商談で会った仲間の業者に頼まれ、仕方なくハーフだけつきあったことが、バカンスに行っていると誤解されてしまったのだという。この一件では出演していた大半のCMから降ろされ、大損害をこうむったあげく、自身もコロナに感染して一時は死を覚悟し、当時小2だった息子宛てに遺書もしたためた。

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 それでも石田は挫けなかった。《確かにバッシングはひどかったですが、逆にスイッチが入りました。『だったら好きなことをやろう』と原点に返るチャンスを与えてくれたと、今では感謝しています》とあくまで前向きだ(『SPA!』2021年4月20日号)。彼に言わせると、《人生で一番厄介なのは“恐怖感”。恐れが一番自分を老けさせます。(中略)自分を鼓舞して常に充実させていると、不思議と恐怖感はないですね》という(同上)。

いしだ壱成と初共演も

 一昨年には元妻の松原千明、昨年には姉のミュージシャン・石田桃子を亡くした。同時期には親友や慕っていた先輩もあいついで亡くなったという。昨年の「文春オンライン」のインタビューでは、その経験を踏まえ、《僕らぐらいの年齢になるとスイッチを切っちゃう人って、いっぱいいるんじゃないかなとは思いますね。(中略)そういう人って、「やり切ったから、もういいや」みたいに自分でスイッチを切っちゃってるんじゃないかなって》と思いをめぐらしたうえ、《僕は子供たちがいますし、まだまだスイッチを切れないですね》と最後に述べていた(2023年11月4日配信)。

 昨年には、最後の勝負とばかりに5000万円をかけて千葉・船橋に「炭火焼肉ジュンチャン」をオープンし、日々店頭に立ち続けている。また、映画『散歩屋ケンちゃん』で、最初の妻との子である俳優のいしだ壱成と初めて共演を果たした。70歳を迎えた今年は、いよいよ長年の夢であった監督として初めて映画を撮る決意を固めたという。いい意味でのあきらめの悪さが、またしても実を結ぼうとしている。この分だと、石田純一が老け込むことは生涯なさそうである。

「不倫は文化」発言の真相、21歳差の“年の差婚”、古希を迎えて新たな挑戦も…石田純一70歳の「あきらめない人生」

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