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裸で拷問シーン、略奪愛、元夫の自殺…女優・多岐川裕美が封印する「黒歴史」とは

 7月4日に放送されたフジテレビ昼のバラエティ番組「ぽかぽか」に、女優の多岐川裕美(72)と娘の華子(34)が揃って出演した。

「番組独自の『世間知らずっぽい親子といえば?』というアンケートにあわせてのゲスト出演でした。授業参観で『母親が女優然とした毛皮のコートでやってきた』と華子さんが喜んだり、多岐川さんも『そういう時代だったのよ』と応じたり、期待を裏切らない“バカ親子”ぶりでした」(テレビ局関係者)

仲人をつとめた西川きよしとのラブシーンも経験

 東京出身の多岐川は、映画監督の鈴木則文にスカウトされ、74年「聖獣学園」でいきなり主演デビュー。

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「当時の東映の岡田茂社長も彼女の容姿に惚れ込み、ポスト佐久間良子として期待していました」(芸能記者)

 初主演作はエロ&バイオレンスがてんこ盛りの怪作だった。修道院のシスター役の多岐川にも、裸の上半身に薔薇のツルを巻き付けられ、鞭で打たれる拷問シーンが待っていた。

「公開からしばらくは話題にならず黙殺されていた作品でしたが、多岐川さんがドラマ『七瀬ふたたび』などの出演作で人気が上昇していた80年に、突如このヌードシーンが“発掘”されます。彼女が週刊誌上で『監督に騙された』と告白したことに対し鈴木監督が『騙されたとは何事か』と応酬しドロ沼状態になりました」(映画ライター)

 騒ぎに懲りた多岐川は以降、ヌードを封印する。

「名作と呼ばれるドラマ『飢餓海峡』のヒロインに抜擢する話もありましたが、ヌードや絡みが必須のため、固辞したといいます」(同前)

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