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裸で拷問シーン、略奪愛、元夫の自殺…女優・多岐川裕美が封印する「黒歴史」とは

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略奪愛で長女誕生。しかしその後、悲劇が…

 76年の「風と雲と虹と」を皮切りに、NHK大河ドラマの常連になるなど、正統派女優の地位を固めていった。だが、“黒歴史”にまつわるいざこざが影響し、所属事務所を転々とすることを強いられた。

「東映退社後は、三船プロ、田中プロを経て、俳優の竜雷太が社長を務めるアクターズに移籍。彼女を支え続けたのはマネージャーの阿知波信介氏。84年に多岐川の伴侶になり、長女の華子さんをもうけますが、交際は阿知波氏が前妻と別れる前から始まったと噂されていました」(芸能デスク)

結婚をした後の多岐川裕美さん ©時事通信社

 だが、略奪愛は97年に破綻。さらに悲劇が襲う。

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「07年に阿知波氏が借金や病を苦にして自殺しています。多岐川母娘にとっては大ショックでした」(同前)

 現在は、俳優の小栗旬が社長に就任し話題を集めたトライストーンに所属し活躍を続けている。

 かつて「ヌードはもうないの?」と問われ「デビュー時の印象のまま記憶に残してください」と答えた多岐川。繰り返されない歴史もあるようだ。

裸で拷問シーン、略奪愛、元夫の自殺…女優・多岐川裕美が封印する「黒歴史」とは

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