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佐川喚問の翌日に産経が載せた“男性ホルモン記事”とは何だったのか

どうしても気になった、この記事

2018/03/30

 同じものを見ているはずなのに見え方がちがう。これぞ新聞の面白さであり、読み比べの醍醐味である。

証人喚問の日の夕刊 朝日、読売、ゲンダイ、フジを並べてみると

 佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問は格好のケースだった。喚問がおこなわれた日の夕刊を見てみよう。

「改ざん 『答弁差し控える』証人喚問佐川氏 捜査理由に」(朝日新聞 3月27日)

「佐川氏 首相の指示否定」(読売新聞 3月27日)

 佐川氏に対して、朝日からは不満が、読売からは安堵が見えた。そんな行間を感じた。

3月27日の夕刊各紙

 では過激さが売りのタブロイド紙はどうか。

「安倍佐川 臨終」(日刊ゲンダイ 3月29日付)

 ゲンダイは怒っていた。一面には他に「『死んだふり』貴乃花」というのもあり、臨終やら死んだふりやらで忙しい。夕刊フジは、

「佐川喚問 史上最低」(夕刊フジ 3月29日付)

 フジもてっきり佐川氏を叱ってるかと思いきや、その下に「野党自滅 隠し玉なし」という見出し。「史上最低の証人喚問」の責任を野党に見ていたのだ。同じものを見ているのに全然ちがうゲンダイ師匠とフジ師匠。

同じものを見ているのに全然ちがうゲンダイ師匠とフジ師匠

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