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「忍びの家」で主人公を熱演、俳優・賀来賢人(34)が下した“隠密決断”とは…《大谷夫妻もネトフリ視聴》

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「まさしく忍びの世界を描いている。大谷夫妻がハマるのも分かりますね」

 そう語るのは、何を隠そう、全日本忍者選手権なる大会で2位の実績を持つ週刊文春忍者記者(年齢非公表)だ。

今季は盗塁にも力を入れる大谷

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自らNetflixに企画を持ち込み、ドラマが実現

 ドジャース・大谷翔平(29)が2歳下の妻と「日米同時視聴」したと明かして大きな話題を呼んでいるのが、Netflixドラマ「忍びの家 House of Ninjas」。

非英語部門で世界1位(賀来のSNSより)

「ドラマは、服部半蔵の末裔で現代では庶民に混じって生活する忍びの一族『俵家』が、様々な事件に巻き込まれていく物語。江口洋介、吉岡里帆らが出演しています」(芸能記者)

 同作で、俵家次男で主人公の「晴」役を熱演し、さらに原案まで手掛けたのが、俳優・賀来賢人(34)だ。

賀来と榮倉は2016年に結婚

「この企画が動き出したのは、2020年4月から5月にかけての緊急事態宣言の最中。賀来は『待っていても仕事がこない』状態に危機感を覚え、何かを作る側に回りたいとの思いがあったそうです。そこで、自らNetflixに企画を持ち込んだ。賀来が作った約20頁のプロットを米国人監督が約100頁に膨らませ、ドラマが実現しました」(同前)

自身のSNSではムキムキの肉体美を披露

 作中の俵家は忍びの伝統的な掟を守り、酒や女遊びは禁止。現代忍者の葛藤も描くなど、「忍者モノ」に新しい視点を加えている。

「3大忍術伝書の1つ『正忍記』には、忍びは『酒で己を失うな』としつつ、『敵の国情を知るなら寺社に行き、酒を勧めて聞き出せ』とある。もしや賀来さんも……」(前出・忍者記者)

 まことや、賀来は以前より酒が苦手で甘いもの好きの「右党」を標榜。他方、女性誌では「量は飲めないけど飲みの場自体はすごく好き」などと、飲み会への積極性を語っている。

 女はどうだろう。賀来は小中高と、名門男子校「暁星」を卒業。校則も厳しく、校内では未だスマホ禁止、パーマをかけると指導されるという「保守・伝統」がウリだ。その後、青山学院大経営学部に進学している。

「『忍びは色にふけるべからず』が基本。これなら女遊びの機会もなかったはずです」(前出・忍者記者)

 趣味は筋トレで、先ごろ自身のインスタグラムでも「忍んで筋トレしなければ」とムキムキの肉体美を披露。両目の視力は2.0。冠ラジオでは、「小学校から体操や水泳を習っていた」とし、幼少期から水陸で修行を続けていたことも窺える。

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