昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

プチ鹿島
2018/04/27

「岸田派うぃっしゅ!」に喜ぶ竹下会長 紙面で追う自民党おじさん「友達の輪」

 朝日新聞がスクープした「首相案件」。

 この流れで、なんとあの国民的人気番組だった『笑っていいとも!』が登場した。

「『官邸には記録が全部残っている』安倍首相自らがお墨付き」(日刊ゲンダイ 4月20日付)

 この記事になぜタモリさんが関係あるのか?

タモリ ©橋本篤/文藝春秋

「首相案件」のキーポイントは『いいとも!』にあり

 民進党の桜井充議員が「2015年4月2日」の官邸の面談記録に関する質問(17日の参院農水委)で、安倍首相が『笑っていいとも!』に出演した際(14年3月21日)の発言を取り上げたのである。

 番組で交わされた当時の会話は以下。

〈現役の総理がバラエティーに出るのは、おそらく初めてじゃないかと思います〉(タモリ)

 〈国民的番組ですからね。5000回の時に小泉総理がね。あの時、私、官房副長官をやっていまして。当時の小泉総理が「官邸に来ませんか?」と誘ったんですよね。そういう記録が官邸には全部残っているんですね〉(安倍首相)

 日刊ゲンダイは、

「かつて安倍首相自身が、官邸の厳重な記録保存の体制を自慢していた。」

「10年以上前の記録も「官邸には全部残っている」のであれば、たかが3年前の記録が残っていないはずがない。」

とツッコむ。「首相案件」のキーポイントが『いいとも!』にあったとは!

安倍1強と言われたこれまでの自民党とは、なんか違う

 それにしても安倍首相が出演したときに「お友達紹介」システムがまだ残っていたら誰を紹介したのだろう。菅さん? 麻生さん? やっぱり加計さ……いろいろ候補はいそうだ。

 そんな安倍首相の「お友達」評が自民党内の政治家から出た。

©文藝春秋

「首相の欠点は『友人かばう』自民参院幹事長」(日本経済新聞 4月18日)

《自民党の吉田博美参院幹事長は17日、都内で開いた政治資金パーティーで「安倍晋三首相の最大の長所は友人を大事にすることで、最大の欠点はその人たちをかばい切ることだ。駄目なものは駄目と明快にすることも大事な時だ」と述べ、首相に苦言を呈した。加計学園問題や財務次官のセクハラ疑惑、自衛隊の日報隠蔽などを念頭に置いた発言とみられる。》

 かなりの批判ではないか。なんか、安倍1強と言われたこれまでの自民党とは違う。

この記事の画像