元広島東洋カープ投手 右投右打
長崎県立清峰高等学校 – 広島東洋カープ（2010-2021）
清峰高校進学し1年夏からベンチ入り。秋には球速が140km/hを超えるなど、徐々に成長する。2年の夏には第90回全国高等学校野球選手権記念大会に初出場。
その後も秋季長崎大会、九州地区高等学校野球大会を制する。
3年春の第81回選抜高等学校野球大会決勝では菊池雄星を擁する花巻東高校と対戦。投手戦を勝利し優勝。長崎県勢としては春夏通じて初の全国優勝。
初戦の日本文理高校戦では、第1打席に選抜大会通算600号（甲子園）となる本塁打をバックスクリーン右へ放り込んだ。
最速152km/hを記録し話題になるも、3年夏は長崎大会準々決勝で長崎日大高校と対戦し、大瀬良大地と投げ合ったが試合に敗れて甲子園出場はならなかった。
2009年10月29日に行われたドラフト会議で、広島東洋カープが単独1位指名して交渉権を獲得し入団。
2011年に54試合に登板し救援の一角に定着し2013年には日本代表としてWBCに出場した。
2016年はジャクソン・今村・中崎と勝利の方程式を務め25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
2017年も一時クローザーを任されるなど安定した投球でリーグ2連覇に貢献したが2018年には登録を抹消されるなど中盤からは成績を落とした。
2021年戦力外通告を受け、現役続行の道を模索したが他球団からのオファーもなく現役引退を決意。
自身のYouTubeチャンネルを立ち上げ、ファンへ引退をする旨を動画で配信した。
顔がカピバラによく似ているため、多くのファンからカピバラと呼ばれ
チームメイトの大瀬良・一岡竜の3人でカピバラ三兄弟と愛称呼ばれるようになった。
現在は広島を拠点にテレビ出演や雑誌の取材などタレント活動を行うと共に、
自身のYouTubeチャンネル「今村猛-カピチャンネル-」でカープOBとのコラボはプロ野球人生で経験した内容を配信している。
