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第2回「英文法」:合格ノートを作ろう!
英文法はミスした問題を集めた「問題復習ノート」がカギ

『東大合格生の秘密の「勝負ノート」』 (太田あや 著)

いつの時代も、成績アップには効率的なノート作りが欠かせません。実際の試験会場にまで持って行きたくなるようなノート作りの秘訣を書いた『東大合格生の秘密の「勝負ノート」』刊行に合わせて、旺文社デジタル編集部に「ノート作りに役立つおすすめ参考書」を寄稿していただきました。

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東大合格生の秘密の「勝負ノート」

太田 あや(著)

文藝春秋
2015年2月27日 発売

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 これから受験勉強を始めようと思っている皆さん、成績アップには効率的なノート作りが大切だということをご存知ですか?

 合格につながる「勝負ノート」を作るには、自分に合った参考書や問題集探しが大切ですが、実際に書店で参考書を手に取っても、役立つ参考書がどれなのか見つけることは、受験に向けた学習の初心者には難しいかもしれません。

 そこで、この連載では、先生や編集者、東大合格者など受験参考書の達人が、役立つイチオシの参考書や学習方法、ノートの作り方をご紹介していきます。第2回のテーマは「英文法」です。

「英文法」はなぜ必要?

「英文法」をなぜ習得しないといけないのでしょうか。それは、英文を正しく読んで理解したいときや、自分の意見を正しく英文で伝えたいときに、英文法を理解していないと、読み間違い、書き間違いを引き起こしてしまうからです。

 外国語学習において文法の習得が重要であるということは、『東大合格生の秘密の「勝負ノート」』にも書かれています。本書には、フランス語で東大受験をした合格生の学習法として、「過去問演習をして、見たことがあるのに間違えた問題や引っ掛け問題でミスした部分には黄色の蛍光ペンでチェックした。この黄色の部分だけを集めた、問題復習ノートを作ることにした。さらにここに文法の問題集から覚えておきたい事項なども付け加えていった。」とあります。

『東大合格生の秘密の「勝負ノート」』より

 大学入試用のフランス語対策書が少なかったため、私大や東大の過去問演習を通じて文法のまとめを作ることで、実力をつけていったそうです。

声に出しながらノートに書き写してみよう

英語力の基礎となる、文法/語法/語い/イディオム/会話表現/発音・アクセントの6大要素を、一問一答式かつ、入試実戦形式で徹底演習する文法語法問題集。

 英文法をしっかりと身につけるために、第2回のイチオシ参考書として、『スクランブル英文法・語法 3rd Edition』(旺文社)をご紹介いたします。

 この本では、大学入試でよく問われる文法・語法項目を効率よく学習できます。見開き完結で、左ページに問題があり、右ページにその解説があるため、サクサク演習を進めていくことができるのです。同じコンセプトの商品では、『ネクステージ 英文法・語法問題 4th edition』(桐原書店)や『三訂版 大学入試 英文法・語法問題 アップグレード』(数研出版)といった演習書もあります。

Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

瓜生 豊 (編さん), 篠田 重晃 (編さん)

桐原書店; 4th edit版
2014年11月 発売

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 おすすめの使い方は次の通り。まず、高校で学習した英文法のうち、入試に出やすい文法事項を問題形式で解いて確認します。間違えた問題にはチェックをつけ、繰り返し解き直します。付属のCDを聞きながら、声に出して読むことも効果的です。

 また、何度も間違えて、どうしても覚えられないときは、ノートに問題英文を全文、声に出しながら2~3回書き写してみましょう。こうすることで知識の定着が強力に促進されるだけでなく、「弱点をまとめたノート」が手許に残ることになります。試験会場でできる事は限られています。このノートを試験会場に持って行き、試験の直前に見直せば、最後の確認に大変役立ちます。

 文法演習は、特に英語長文を読むときに、文章の構造を正しく捉えるための基礎トレーニングであると考えて取り組むとよいでしょう。また、文法演習で学習した(覚えた)英文は、基本例文のストックとなり、英作文の学習にも生きてくるはずです。