新年度のスタートから早1ヶ月。新しい人間関係が深まる中、コミュニケーションがうまくいかないという悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。いつもミスばかりする、人の話を聞かない、空気が読めない発言が多い……もしかしたら、発達障害かもしれません。

近年、大人になってから二次的な障害(うつ症状や不安症状など)を経て診断される「大人の発達障害」が注目されるようになりました。その一方、誤解が多いのも事実。発達障害を正しく知り、上手に付き合っていくヒントになる記事をご紹介します。

「大人の発達障害」って何? 知っておきたい特性とコミュニケーション方法

「大人の発達障害」を疑ったら試したい20のチェックリスト
文:大場 真代

発達障害の診断は精神科医でも難しく、うつ病だと言われ見過ごされているケースも多いと言います。本記事では、アスペルガー症候群、ADHD(注意欠如多動性障害)のチェックリストを公開。「もしかして……」と感じる人は要チェックです。

「大人の発達障害」のアノ人とうまく付き合う方法
文:大場 真代

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「大人の発達障害」にはアスペルガー症候群とADHD、2つのパターンがあり、付き合い方も異なります。アスペルガーの人には「具体的に伝える」、ADHDの人には「おおげさに褒める」――お互いにストレスを溜めない付き合い方を紹介しています。

「大人の発達障害」女性が見過ごされてしまう3つの理由
文:大場 真代

女性は、男性と比べて発達障害の特徴があらわれにくいと言い、男性が幼少期に診断されるのに対し、女性は10代になって困ることが増えるとも。女性の発達障害はなぜ見過ごされてしまうのか? 「ガールズトークについていけない」など、具体的な特徴とともに解説します。

豊富な症例とともに、発達障害を深く理解する

「逃げ恥」平匡さんは発達障害? ドラマの主人公に多い特徴的な症状とは
『発達障害』(岩波明 著)

近年、ドラマや小説で発達障害の特性をもつ人物をよくみかける――日本初の発達障害のためのデイケアを運営する著者はそう指摘します。それにより“自分は発達障害かもしれない”という誤解も蔓延。正しい認識を深める重要性を説きます。

障害を乗り越え、活躍するコンサルタント

発達障害、子供の難病、父親の介護を乗り越え、活躍する人気コンサルタントの原点とは……
『長いものに巻かれるな! 苦労を楽しみに変える働き方』 (渥美由喜 著)

超実践的仕事術『長いものに巻かれるな!』の著者は、第一線で活躍するダイバーシティ・コンサルタントであり、発達障害を抱えています。数々の困難を乗り越えた著者が、ダイバーシティを研究しようと思った原点を語ります。

自分の子どもが発達障害だったら……? 実体験を綴ったコミックエッセイ

賛否両論を巻き起こした超ド級の子育てコミックエッセイ(前編)
賛否両論を巻き起こした超ド級の子育てコミックエッセイ(後編)

『娘が発達障害と診断されて… 母親やめてもいいですか』 (山口かこ 文/にしかわたく 絵)

『娘が発達障害と診断されて… 母親やめてもいいですか』――衝撃的なタイトルの話題書は、広汎性発達障害と診断された子どもを持つ著者の子育てコミックエッセイ。文庫刊行時のインタビューで、当時と今の心境を語ります。