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特集
クイズです 雑学力とは何か?

“早押しボタンを初めて押したのは4歳です” 地下クイズ王・しみけんvs.地上クイズ王・古川洋平【地上編】

ついに初対談!

「地下クイズ王」しみけんと、「地上クイズ王」古川洋平が初対談! 3回シリーズの第1回は“地上編”。お二人の意外な出会いから、驚愕のクイズ遍歴、そしてクイズの未来まで語り尽くしていただきました!
(全3回/【地下編】【対決編】も公開中)

しみけんさん(左)と古川洋平さん(右)

僕にとってのしみけんさんは「クイズプレーヤー」

古川 こうやって対談するのは初めてですけど、しみけんさんとのお付き合いはどれくらいになりましたっけ。

しみけん 昨日、調べたんですよ。2015年の10月からかなと。

古川 ああ、僕が企画したクイズイベントに顔だけ出してくださったあの時。

しみけん そうそう、顔出ししました。

古川 でも僕は10年以上前から、しみけんさんのことは一方的に存じ上げていまして。というのは、しみけんさんは僕がクイズを始めた頃には、クイズ大会の常連だったんです。もちろん本名で参加されていて。

しみけん いやいや、特に優勝とかしていたわけではないですけどね。

古川 謙遜されますが、強いプレーヤーだったから覚えているんです。僕は記録集でクイズ大会の参加者を覚えるのが好きだったんですが、「このラウンドでこういう正解を出した誰々さん」みたいに、自然としみけんさんのことは頭に入っていました。

しみけん えーっ、知らなかった。古川さんに覚えてもらっていたんだ。

古川 だから、僕にとってのしみけんさんは「クイズプレーヤー」であり、AV俳優としてのしみけんさんは、その後に知ることになるんです。

 

第15回ウルトラクイズ能勢さんの「孟浩然」でクイズを志しました

しみけん 古川さんはめちゃくちゃ強いクイズ王なんですけど、今は「クイズ作家」って肩書きですよね。どういう仕事なんですか。

古川 クイズ法人「カプリティオ」という会社を立ち上げたんです。クイズ番組やイベント用に問題を作ることはもちろん、クイズ・パズルゲームアプリ制作のお手伝い、イベントの企画や相談まで、仕事としてやっています。人は人生で2度、クイズで困ることがあるはずなんです。その時に僕を思い出してくだされば、何かお役に立てることがあると思っています。

しみけん クイズ歴何年になりますか?

古川 今34歳だから、19年ですね。15歳からやってるから。

しみけん ながっ。タイトルはいくつとってるんですか?

古川 例会などを含めると、ざっくり100くらいはあると思います。日本一決定戦みたいなものは10回くらい優勝しているはずです。

しみけん たとえばどんなのでしたっけ?

古川 「アタック25」とか「タイムショック」とかの学生年間チャンピオンとか、学生日本一を決める「abc」とか。でも、クイズ歴はしみけんさんの方が長いですよね?

しみけん そうなるんですかね。やってない時期もありましたが僕は小6、12歳から始めたので……26年でしょうか。「アメリカ横断ウルトラクイズ」ですよ、僕の起源は。初めて見たのが第15回大会。能勢一幸さんがドミニカ共和国で「孟浩然」って答えて、TVガイドの大石さんと泣きながら抱き合うシーンにめっちゃ感動したんです。それで僕もこの舞台に立ちたいって思ったのが、クイズにハマるきっかけです。でも、クイズ歴ってどこから数えればいいんですかね。

 

絵本がわりにウルトラクイズの問題集を読んでました

古川 クイズを志した、ということで言えば僕は4歳からになりますね……。

しみけん はやっ。なんすかそれ!

古川 早押しボタンを初めて押したのが4歳の時なので。親父がクイズ番組大好きだったんですよ。それこそ「ウルトラクイズ」「史上最強のクイズ王決定戦」「FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!」とか。自分はクイズ研究会には入れなかったから、息子はクイズ王に育てたいという野望があったんですよ。

しみけん え? えーっ!?

古川 それで「ウルトラクイズ」の6端子の早押し機、当時そのおもちゃを買い与えられて。

しみけん 覚えてます。「ウルトラクイズ」の過去問集がついてるんですよね、パラパラパラってめくってくやつ。

古川 それを僕は絵本がわりに読んでいて。問題文にふりがなは振ってあったので、そのまま覚えちゃって、幼稚園で「ドイツの秘密警察、ゲシュタポ」とか喋ってました。意味も分からず。

しみけん 俺、ゲシュタポって知ったの19歳の時だったなー。やっぱり小さい時から、そういうものを買い与えて遊ばせるって、知識欲を伸ばす意味では大事かもしれないですね。

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