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いつまでも「子猫気分」な2匹。飼い主も心地よく過ごすコツは“適度な距離感”?

いつまでも「子猫気分」な2匹。飼い主も心地よく過ごすコツは“適度な距離感”?

「オレアザラシの食う寝るにゃんこ」著者・フナカワさん インタビュー<後編>

2021/11/10

source : 文春コミック

genre : エンタメ, 読書, ライフスタイル

note

フナカワ 幸い、今のところは病院に行く以外、2匹とも外に出たことも、出ようとしたこともないですね。他の猫たちより家が好きなのかもしれません。キャットタワーやベッド、人間が使わなくなった椅子でよく寝ています。これは人から聞いた話ですが、猫は「人よりも家に懐く」らしいです。それはさすがに悲しいですけど(笑)。

ワイヤレスイヤホンをおもちゃみたいに転がされて…

ーー家にやってきた2匹は、新しい環境にすぐ馴染んだそうですね。

フナカワ はい、来た翌日から朝ごはんを元気に催促されました。大人になった今も、ごはんの催促で毎朝起こされています。お腹が空いている時は鳴き声も大きいんですよね。特にハクは調子に乗るところがあるので、同居人の「ラッコ」の気を引くために髪を食べたりすることも…。さすがにしつけが必要だな、と思い、今はあまりにしつこいと「しっ」とやっています。

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構ってちゃんな性格のハクくん ©文藝春秋

ーーヤンチャなところもありますね(笑)。

フナカワ そうですね…基本2匹ともいい子なのですが。最近はアワちゃんに、ヨガマットに穴を開けられてしまいました。あとはイヤホンコードも噛みちぎられたし、ワイヤレスイヤホンも被害に遭っています。

ーーワイヤレスイヤホンもですか!?

フナカワ そこらへんに置いておくとおもちゃみたいに転がされてしまいます。適当に放置していた自分も悪いのですが…。今は簡単に壊されなさそうなワイヤレスヘッドホンを使っています。あとは本棚に置いてある物にも気を遣ったり…猫を飼っていると物の置き場所に注意するようになるかもしれません。

フナカワさんのPCにアタックすることも ©文藝春秋