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《青森5人死亡火災》「ずっとママ大好きっこでいてほしい」行方不明の39歳女性が綴った愛しき日常「4世帯8人の絵に描いたような仲良し家族」に起きた悲劇

《青森5人死亡火災》「ずっとママ大好きっこでいてほしい」行方不明の39歳女性が綴った愛しき日常「4世帯8人の絵に描いたような仲良し家族」に起きた悲劇

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「現場には砂渡さん名義の黒の軽自動車が残されていました。事件の約8時間前の12日午後6時ごろには砂渡さんの自宅に軽自動車が止まっていたという近隣の目撃情報もあり、夜になって十文字さん宅に砂渡さんが運転して向かった可能性が高い。

押収された砂渡さんの軽自動車 ©️共同通信社

 さらに、車の後部座席からは、灯油を入れる赤いポリタンクも見つかっています。県警は14日から砂渡さんの自宅を、容疑者不詳のまま、家宅捜索に入りました。燃え広がるスピードや火災当時の異臭から、灯油を撒いて火をつけた放火殺人の可能性が強いとみています」

夏に自宅の庭でバーベキューをしたりと絵に描いたような仲良し家族

 近隣住民たちによれば、十文字さん一家は、孫たちが家の前でボール遊びをしたり、夏に自宅の庭でバーベキューをしたりと絵に描いたような仲良し家族と映ったようで、恨みを買うようには見えなかったという。

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バーベキューを愉しむ一家(抄知さんのFacebookより)

 そんな一家の仲睦まじさは、現在も行方がわからない次女の抄知さんが、家族と過ごす日々をたびたびFacebookに投稿する様子からも窺い知ることができる。

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