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「ブランド品80点も盗まれました」“総額1億円”の窃盗被害、3回の流産、そして夫の脳梗塞…神田うの(48)が味わった“どん底の日々”

神田うのインタビュー#2

2023/07/15

genre : エンタメ, 芸能

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 きらびやかな芸能界で活躍する一方、人知れず悩みを抱えていることもありました。神田うのが、プライベートで問題を抱えていた“あの時”を振り返ります。(全2回の2回目/前篇を読む)

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紺色のスーツが似合わないのよね(笑)

――2011年にお嬢さんを出産。今まで「姫」と呼ばれてきた神田さんが、「母」と呼ばれるようになりました。

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神田 誰も私を変えることが出来なかったのに、私を変えたのは、唯一娘だけでした(笑)。

 

――お料理もされるようになったそうですね。

神田 婚約会見のとき「うのさん。これからはお料理とかされるんですか?」って質問がきて、嘘はつきたくないので「いえ、結婚したからと言って、料理をするとかはないです。今まで通りしません」って答えたんですよ(笑)。実際、娘が生まれるまでは旦那さんが作ってくれたり、外食で成り立っていたし。でも娘が生まれてからすごくお料理したいと思うようになりました。お弁当も作るようになったし、やってみたら楽しくて。自分で言うのもなんですけど美味しく作れちゃうんですよ(笑)。

――お嬢さんは今、小学生だそうですね。学校ではあえて地味にされているとか?

神田 娘の幼稚園では「神田うの」を出さずに地味にしているつもりでした。今まで買ったこともないような紺色のスーツを着て行ったりして、これがまた、似合わないのよね…(笑)。でも、自分では大人しくしていたつもりが結局目立っちゃって。父兄には「すごく、キラキラした方が入っていらしたんですって」って噂になってたみたいですね。

 

――過去に流産が3回あったと伺いました。

神田 娘が可哀そうでしたよね…。あんなに喜んでいたので。1回目の流産のときは、私の流産が分かる前に私に「赤ちゃんお空に帰っちゃった」って言ったんですよ。え?って。娘にはわかったんですね。その後、病院に行ったら流産でした。私は3回流産していて、1回目は自然に流れてしまって、あとの2回は流産手術してるんです。最後は男の子でした。今度こそ…と思ったんですが、ダメでした。娘も状況が分かったみたいで、そこからベビーの事をピタッと言わなくなりましたね。

そして「被害総額1億円」ともいわれる盗難事件が発生した

――ちょっと辛いお話が続き大変恐縮ですが、ご自宅で盗難事件もありました。

神田 大丈夫です、いろいろ乗り越えてるんで(笑)。

――ありがとうございます。盗難被害は2回、2015年と2021年に遭われたんですよね。

神田 ねぇ、3度目はないようにって(笑)。1回目はすごく信頼していた娘のベビーシッターさんだったんですよ。当時60歳前後の女性で、まさかまさか。犯人は絶対彼女ではないと思っていたら、彼女だったんですよ。

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