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復帰作『ペナルティループ』で何度も殺されて――伊勢谷友介が語る「久しぶりの現場」と「若葉竜也君のすごさ」

source : 週刊文春CINEMA オンライン オリジナル

genre : エンタメ, 映画

note

「『ペナルティループ』は僕が何度も若葉君に殺されるという映画で、カルト・ムービー的なインパクトがありますね。特に、主人公と僕の関係の変化は、この映画ならではだと思います。まあ、今の僕には幸せな役よりも、本作の役柄は合っていたのかもしれませんね(笑)。

©新田桂一

 久しぶりの現場で緊張したかと聞かれれば、最初からとにかく何度も殺されるシーンで始まったので、あまり緊張している暇もなかった。

 本番に向かって集中しなきゃいけない状況が、ああこういう瞬間がとても芝居らしいな、と感じました。与えられた役どころに集中して、自分のなかにその役の感情を生んでいく。そういう芝居のあり方は、以前と変わりませんでした。いろんな形で充実感を感じましたね」

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©新田桂一

(伊勢谷さん撮りおろしカット分)
撮影 新田桂一
ヘアメイク 橋本孝裕
スタイリング 葛西信博
衣裳協力 TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.
    

『ペナルティループ』

STORY
岩森淳(若葉竜也)が朝6時に目覚めると、時計からいつもの声が聞こえてくる。岩森は身支度をして家を出て、最愛の恋人・砂原唯(山下リオ)を殺めた溝口登(伊勢谷友介)を殺害し、疲労困憊で眠りにつく。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のままで、溝口もなぜか生きている。そしてまた今日も、岩森は復讐を繰り返していく——。

STAFF&CAST
脚本・監督:荒木伸二/出演:若葉竜也、伊勢谷友介、山下リオ/2024年/日本/99分/配給:キノフィルムズ/3月22日公開

INFORMATION

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https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160070820

復帰作『ペナルティループ』で何度も殺されて――伊勢谷友介が語る「久しぶりの現場」と「若葉竜也君のすごさ」

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