人は変化することを好みません。新しい自分になることが怖いからです。昨日と同じだと安心する、それが人間です。ですが、と僕は患者さんにお話しします。「今日は自分のひざを変えたいから、ここに来られましたね？ だったら、昨日までと同じことをしていたら、明日もひざは痛くなっていきますよ。今日を境にコロッと生き方を変えてください。生き方とは、その歩き方と食べ方です」と。
3カ月で18kgの減量に成功した69歳Yさんの体験談
僕は「ムリ！」と言う人にはいつも、Yさんの例を話して、心のハードルを下げていただくことから始めます。
ひざに痛みを抱えていた69歳女性のYさん。彼女は、初診にいらして参加された「保存療法説明会」で僕がお伝えしたあの約束事を行い、3か月間でなんと18kgもの減量に成功されました。
最初の1か月間は本当につらかったとYさんは話してくれました。顔のシワが急に増えて、表情もけわしく変わっていった、と。でも、3か月目に入ると、顔にツヤが戻りシワもなくなっていきました。そして、まるで羽が生えたかのようにからだが軽くなったように感じられたそうです。
もちろん、ひざの痛みは解消し、手術することなく、痛くない自分の足で毎日の生活を送れるようになりました。再診で診察室を訪れてくださったYさんと僕は、手を取り合って喜びを分かち合いました。
こんな“奇跡”を次に起こすのは、他でもない、あなたです。ではYさんがどうやって体重を落とされたか、その方法をお伝えしましょう。
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《開催概要》
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定員 100名（先着順、自由席）
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申込締切 2024年5月17日（金）23:59まで
会場 文藝春秋本社 西館地下ホール（東京都千代田区紀尾井町3－23）
