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「羨ましいくらい息がぴったり」山﨑賢人・染谷将太が演じた、平安時代最強の“バディ”

「羨ましいくらい息がぴったり」山﨑賢人・染谷将太が演じた、平安時代最強の“バディ”

『陰陽師0』ジャパンプレミア イベントレポート

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「帝の衣装で動けなかったので、撮影中は孤独でした(笑)」

『陰陽師0』の登場人物はすべて実在の人物で、平安時代ならではの身分違いの恋愛模様も描かれる。博雅と徽子女王の淡い恋に対して、染谷は「禁じられた恋、エモかったですよ。切なくもあるし、この世界観で見る恋愛模様はぐっときました」と語った。

 一方、徽子女王を見初める帝・村上天皇を演じた板垣は「帝ならではの孤独感をだせたらいいなと思い、まばたきをゆっくりするなど意識して演じました。現場では、帝の衣装のせいで動けなかったので孤独でした(笑)」と撮影エピソードを明かした。

 

「全員が悪役だと思ってキャスティングを行った」という監督に、國村隼は……

 本作では晴明と博雅のバディが、都を脅かす邪悪な呪いに立ち向かう。最後まで誰が黒幕かわからないストーリー展開に対し、佐藤嗣麻子監督は「全員が悪役だと思ってキャスティングを行った」と語った。

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 これに対し、晴明の育ての親であり陰陽寮指導者の一人を演じた國村は、「悪い人なんてひどい!(笑)晴明を育てた、温かい人ですよ」と答えた。

 同じく陰陽寮の指導者を演じた北村は「良い人になるように一生懸命、考えて演じましたよ。一度モニターで悪っぽく見えたから、すこし上向いてしゃべろうかなとか思ったり」と会場の笑いを誘う。

 
 

 最後に、陰陽寮のトップである陰陽頭(おんみょうのかみ)を演じた小林は「僕は監督に預けていたので。現場では、今日はどんな演出があるのか、と楽しみにしていました」と締め括った。

 晴明たちを脅かす黒幕が一体誰なのかは、スクリーンでぜひ確かめたい。