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“ポスト星野源”トリプルファイヤー吉田が明かした高1時代の「黒歴史」

テレビっ子ミュージシャン・吉田靖直インタビュー#1

てれびのスキマさんによる「テレビっ子インタビュー」、16回目のゲストはロックバンド・トリプルファイヤーの吉田靖直さん! 『タモリ倶楽部』で独特のキャラクターが注目されるほか、バラエティ、ドラマでも活躍、今や“ポスト星野源”とさえ呼ばれるほどに。そんな吉田さんは、どんなテレビを見てきたのでしょうか。(全3回の1回目/#2に続く)

トリプルファイヤー 吉田靖直さん

『世界まる見え!』を毎週録画してた

―― お酒もありますけど、飲みます?

吉田 え、いいんですか?(喜) じゃあ、ビールお願いします。

―― 幼い頃ってテレビは好きでしたか。

吉田 好きでしたね。最初の記憶は『にこにこぷん』とか『ドラえもん』。小学校になると『世界まる見え!(テレビ特捜部)』を毎週録ってて。テレビで観るのに、ビデオでも録っとく癖がついてました。保存したいっていう。

―― ビデオで繰り返し観るんですか。

吉田 いや結局あまり観ないんですけど……(微笑)。なんか世界のすごい情報が集まってるから、録っとく価値はあるんじゃないかって。

―― とりあえず録っておく(笑)。

てれびのスキマさん

吉田 あと『世にも奇妙な物語』とかも好きで。その後は『HEY!HEY!HEY!』とかを姉ちゃんと観てました。ダウンタウンが好きでしたね。

―― ダウンタウンはだいたいいつ頃から観てましたか。

吉田 小3、4ぐらいですかね。

―― 『ごっつええ感じ』には間に合っていたんですか。

吉田 『ごっつ』も観てたんですけど、今思うと「アホアホマン」とか、子供が好きそうな部分をそのまま楽しんでいて、向こうの狙いとは違う見方になってたんじゃないかなと思うんですけど。

 

ブランキーとハイロウズ、どっちともテレビで好きになった

―― 『HEY!HEY!HEY!』ってどういうところが好きでしたか。

吉田 それまで姉がテレビを観てよく笑ってたんですけど、テレビを観て笑うという感覚が理解できなかったんです。でも、初めてテレビを観て笑えたのが『HEY!HEY!HEY!』。子供って動きがないと面白くないじゃないですか。だからもっと色んなゲームとかした方が楽しいんじゃないかと最初は思ってたんですけど、人が立って喋ってるだけでこんな面白いんだというのはびっくりしましたね。

―― そこに出ているミュージシャンとかを好きになったりしましたか。

吉田 そうですね……、そんな好きな人が出てるってわけではないんですけど……。まぁ、でもaikoの「桜の時」を観て、すげーいい歌だなって思ったのを覚えてるのと、あとエンディングテーマがBLANKEY JET CITYの「Saturday Night」だった時があって、それは結構大きな影響を。それまでは普通にJ-POP寄りだったので、なんかバンドいいなって思いましたね。

 

―― いわゆるロック的なものを聴きだしたのっていつ頃ですか。

吉田 スピッツとかは小学生の時から好きだったんですけど、でもいわゆるロックというのは中1ぐらいからですかね。

―― そういうものはどこから情報を得てたんですか。

吉田 姉が10こぐらい上なので。でもその当時、ブルーハーツも好きだったんですけど。ハイロウズの「青春」が『伝説の教師』っていうテレビの番組の主題歌になって、それですごい好きになりましたね。ブランキーとハイロウズ、2つバンドが好きになりましたけど、それはテレビからきてますね。

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