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昆虫でも動物でも「なんでも来い」のクイズプレーヤー、問題作りはどうやってる?

学生作家・篠原かをりインタビュー

 昆虫や動物が大好きで、そのあふれる知識を生かし、クイズプレイヤーとしても活躍する学生作家の篠原かをりさん。先日放送されたTBSテレビ「新どうぶつ奇想天外!」では、珍獣の宝庫である中米コスタリカのジャングルに潜入するレポーターとして登場、毒ガエルや巨大ヘビと素手で触れ合ったり、憧れの昆虫プラチナコガネに出会って涙を流すなど、ガチすぎる「いきものマニア」ぶりが大きな話題になりました。このたび、驚くべきいきものの雑学が楽しく学べるクイズ本を出すことになった篠原さんに、知られざるクイズづくりの裏側を聞きました。

篠原かをりさん ©鈴木七絵/文藝春秋

クイズ1問、いくらでしょう?

――『フムフム、がってん! いきものビックリ仰天クイズ』では、問題作成と解説執筆を担当されていますが、これまでにクイズの問題を考えるお仕事をされたことはありますか?

篠原 「高校生クイズ」などのクイズ番組や、ゲームセンターやケータイのクイズゲームに問題を作って提供したことが何回かあります。直接というより、大学で所属している「クイズ研究会」に依頼をいただいて作ることが多いですね。

――「1問につきいくら」みたいな感じでお金がもらえるんですか?

篠原 番組から依頼された場合は、何十問か作って「まとめていくら」という形で謝礼をいただけます。基本的に、1問につき200円くらいが相場で、作ったクイズが採用されるとさらにプラスしてもらえます。

――街のゲームセンターでクイズゲームに挑戦したら、自分で作ったクイズが出題された……なんてことはありますか? 

篠原 ありますよ。あと、私は昆虫が好きなので「ムシ検定」という特殊なクイズゲームの問題を作ったことがあるんですが、そのときはよくゲームセンターにやりにいきました。自分で問題を作ったから全部答えを知っているのに、早押しやタイピングのスピードで一般の方に負けてしまって、上位ランキングに入れなかったんです(笑)。